とあるブログ
2024年3月、僕の初めての子が産まれました。
妻とともに、てんやわんやしながら育児を進めているところです。

 その忘備録として、また、いつかまた役に立つときが来るかも、ということで、育児関連のちょっとした話を書いていこうと思います。

 育児は、多くの人が行うことであり、「育児ブログ」や「育児アカウント」などで様々な発信がなされています。

 なので、今さら育児の素人が記事を残すことに意味があるのか…?とも少し思ったのですが、人によって、子によって違うことが多々ありますので、「自分はこうだった」という記録を残す場としようと思います。

 ルールは以下の通りです。

・子そのものに関することは書かない
 将来的に「公開されたくない情報」だと子が判断する可能性があるものは書きません。
子の個人情報の保護のためでもあります。

 以上!

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 先日の「オカヤドカリの本の書評」を書いているうちに、オカヤドカリへの熱が再燃してきました。

上記記事にも書いている通り、僕は小学生の頃にオカヤドカリに出会い、大学受験でオカヤドカリを理由に琉球大学を選び、卒業論文、修士論文、博士論文でオカヤドカリの研究を行いました。

現在はオカヤドカリとは何の関係もない職についており、オカヤドカリの研究だけをして生きていけるとも思えません。

しかし、自分のこれまでの知見やノウハウなどをそのまま眠らせてしまうのも勿体ないので、ここでその情報を小出しにしていこうかなと考えました。

論文もあるので、その紹介もできたら良いですね。

そんなこんなで、新しいカテゴリ「オカヤドカリ」を設立することにしました。

頻繁に更新できるかどうかは分かりませんが、マイペースに進めていきます。
いつか、オカヤドカリの研究がしたいという人の役に立つように、
また、現在研究している人の何かの助けになれば良いなぁと思います。

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※書評に際して:本書の提供を受けましたが、金銭の授受は全く無く、書評内容についても公開前のチェックは全くありませんでした。
ただし、条件として、1. 【表題】、2. 【オカヤドカリの本】というワード(検索用)、3. 【ホームページアドレス】、4. 【本の写真1枚程度】の記載の指定があったため、本文の中にちりばめてあります。




笹塚 諒, 2024, オカヤドカリ:Land Hermit Crab in Pacific Rim. ジェイズ・エンタープライズ, 東京. 82pp.

【著者さまホームページ】:販売スケジュール等はこちらでご確認ください。
https://ones-habitat.com/landhermitcrab




さて、今回の記事は、いつものブログとは毛色がかなり違う「書評」です。
細々と16年以上運用しているこのブログですが、縁あって、新しく出る「オカヤドカリの本」の書評を書かせていただくことになりました。

はじめは、Twitter(Xとは書きませんので、気になさる方は以降心の中で読み替えてください)にて、フォロワーがリツイートしていた下記のツイートでオカヤドカリの本が新しく作られたことを知りました。

■ 僕とオカヤドカリ
僕とオカヤドカリに関する話を少しだけ紹介しますと、
小学生の頃に家族で行った沖縄旅行でオカヤドカリを知り、
りゅうか商事さんが那覇空港で販売していた生体を買って貰ったのがきっかけで、滋賀の実家で飼育したり、いろいろ飼い方を調べたりしていました。
"オカヤドカリ見聞録"さんは何度も見ていましたし、長期飼育されていた"偏屈の洞窟"さんのページも、毎回の更新を楽しみにしていました。

その後、オカヤドカリの研究がしたいと思い、彼らが生息している「沖縄」、かつ「生物系がある」琉球大学理学部に進学し、
研究室の先生の多分なご厚意のもとに、希望通りオカヤドカリの研究をすることができました

卒業論文(2014):「沖縄本島に生息するナキオカヤドカリCoenobita rugosus の生殖の季節性と放幼生行動」
修士論文(2016):「沖縄島に生息するナキオカヤドカリCoenobita rugosus雌の生殖活動と放幼生行動の周期性」
博士論文(2022):「A study on the biological periodicity of reproductive activity of the terrestrial hermit crab Coenobita rugosus in Okinawa-jima Island: Comparison with the marine hermit crab」(沖縄島におけるナキオカヤドカリCoenobita rugosusの生殖活動の周期性に関する研究:海産ヤドカリとの比較)

上記からも分かるとおり、僕は「オカヤドカリ類の生殖に関する行動の周期性」に興味があります。
滋賀に居た頃から、(オカヤドカリについてもっと知りたい~!)と思っていたことから、いろいろな書籍等も集めていました。




日本語で書かれたオカヤドカリの本というものはほとんど存在せず、図鑑のオカヤドカリのページや、オカヤドカリについて記載された章のページの端を折ったりする等して飢えをしのいでいました(?)。


↑ オカヤドカリが取り上げられているページの端を折っている様子

オカヤドカリの本において別格かつ伝説ともいえるのは、
沖縄県教育委員会が発行している「沖縄県天然記念物調査シリーズ第29集 オカヤドカリ生息実態調査報告 あまん(1987年)」*1、およびその続編ともいえる、
「沖縄県天然記念物調査シリーズ第43集 オカヤドカリ生息実態調査報告書Ⅱ(2006年)」*2 でしょう。
オカヤドカリの種や生態、民俗学的視点からの調査など、かなり細かく記載された調査報告書です。

ただ、残念ながら、滋賀では入手することはおろか中身を見ることもできず、琉大に進学してからその附属図書館にて初めて中身を拝むことができ、感動でした。
なお、“あまん”における放幼生行動の部分の内容に関しては、仲宗根先生が書かれた論文(英文) *3が存在しますが、それを知ったのはかなり後の話。論文自体もフリーアクセスではありませんからね。

その後、「あまん」は古本屋で入手し、「Ⅱ」のほうは図書館から処分される寸前のものを研究室の先輩が確保してくださり、2冊とも所持するという夢を叶えることができました。(とても感謝!)

また、オカヤドカリの本に限らず、オカヤドカリを題材にしたグッズなどは、見かけたら欲しくなってしまう人間でもあります。



最近購入した「金属ヤドカリ」:イワシ金属化さまの作品。うみねこ通販さまで購入。
おそらくオカヤドカリがモデルです。
がっしりした体格に左側の大きいはさみ脚(:左側大鉗脚)が特徴かな?
「オカヤドカリであれ」という希望的観測も含まれているかも…。

そういう特徴を持つ僕に、さきほどのツイートが突き刺さるわけです。

欲 し い ~ ~ っ !

リプライにて、発売前の書評依頼について書かれていたため、「ブログはあるんだけどな~」みたいなことを引用リツイートでぼそりと呟いたら、著者の方からとても丁寧な連絡が来て、発売前に書評を書かせていただけることとなりました。

そして到着!



うぉお~~!!良い!!!写真きれい!上手!!!いろんな種類について分かった気がする!!!
これが2000円!?安い!6000円でも買います!オカヤドカリファンなら必携ですぞ!!!
何も考えず買え!!10月下旬発売予定らしいです!!
詳細は著者さまのホームページ( https://www.ones-habitat.com/landhermitcrab )にGoだ!

以上を書評とさせていただきます。皆さん買いましょう!





というわけにもいかない、というか魅力の1/100も伝えきれておらず、勿体なさ過ぎると思いますので、拙いですが書評というものを書かせていただこうと思います。
僕自身の書きやすさから、ちょっと改まった書き方になっていきますがご容赦を。

また、当ブログでは基本的に外部サイトへのリンクは行わない方針(※リンク切れを起こしたりするのが気持ち悪い為)ですが、今回は大量に外部サイト等へのリンクを貼っております。
2024年9月下旬時点でアクセス可能ですが、将来的にそのどれかがアクセスできなくなっていても、私は関与できませんので、その際は残念ですが諦めてください。



本の内容について書く前に、著者さまご本人がどのような方なのか、何をしている方なのか、人となり等を私なりに把握してみようと思いました。

まず本書について、著者は
「(…前略…)所属も何もない野良の素人が自分で撮った写真と文で作ったものだから(…後略…)」
と仰っています。今回の書評依頼についても、その考えあってこそのものだと考えられます。

確かに、個人で出された本となると、いきなり「えいやっ」と購入するのは勇気が必要かもしれません。事前に書評があると購入の手助けとなったり、Not for meだな…と判断できたりしますからね。
私の文章がその一助になるよう、頑張って書かないと…。


■著者について
著者の笹塚氏がどのような論文等を出されている方かJSTで少し調べてみると、半数近くがオカヤドカリ類の内容であった。貴重なヤシガニ幼体の写真が写っている報告*4もあり、氏の論文等を読んでいるだけでも楽しめた。
Niche Lifeのコラムにオカヤドカリ類の写真の撮り方のコツを寄稿*5していらっしゃり、Twitterにも撮影の苦労を書く等、撮影に対する並々ならぬ情熱を感じることもできた。氏の興味はオカヤドカリに限らず、ヤドカリ類も含まれるようで、「シロサンゴヤドカリの上陸行動」*6という、オカヤドカリではない海棲のヤドカリが陸を経由して移動し、内陸に人工的に作られた海水環境へ進出した旨の記録を報告しているものもある。

また、ホームページの自己紹介 
“ちなみに研究者や保全関係者、写真家、ショップなどの生き物に関わる仕事をしてるわけではないです。”
の通り、氏は社会人として働きつつも、趣味として海外を含むフィールドに赴き、様々な写真を撮影しているようだ。

生物屋として論文や寄稿なども精力的に活動しており、本書のような書籍を出版する等、そのバイタリティも高いことがうかがえる。
(私が社会人をしながら博士号取得するのが無理だと判断し、いったん仕事を辞めたのとは対極的に。)

ホームページにある「シンガポール探訪記」も必読。
2022年、コロナ禍の中で、陰性証明書があれば海外との行き来ができるようになり始めた頃に、オカヤドカリの写真を撮りに行った(!)実録記である。
本書にもこの内容や、他の国の探訪記があっても良いくらいではないか、とも感じたが、そこは、本書はオカヤドカリの本ということで、オカヤドカリだけに内容をフォーカスすることに決めたのであろう。ホームページやブログでの公開が待たれる。

ところで、
生物系の人には、「~~屋」等という属性を表す言葉がある。
「エビ屋」「爬虫類屋」「虫屋」等等、それぞれの興味の対象をまとめた単語である。
氏は自身を「甲殻類屋・両爬屋・虫屋」と称しており、その通り、他の論文には爬虫類に関するものも含まれている。
本書の中でも、時折爬虫類の写真が顔を覗かせ、最後のページ(p.79-80)にも氏がフィールドで見た様々な生物の写真が収められている。
オカヤドカリ類を愛するが、それのみに限らない、幅広い対象への興味が氏の特徴であると思われる。

実際、私の偏見ではあるが、一つの種類のみに捕らわれて興味を狭める私のような人よりも、いくつかの分野にわたって興味を持っている人の方がすべからく優秀なのは、何となく肌で感じるところでもある。



■ 書評
書評に入る。

まず、表紙をめくると、二重線で消された「Land Hermit Crab in JAPAN」の文字が目に入る。



はてさて、誤植か、消し忘れか?と思ったが、最終ページのあとがきにその答え合わせがあった。
2016年発行の旧作品(:日本国内のみ版)と比較して、本書は"環太平洋版"である、ということを強調したいようだ。
少し分かりづらいが、氏の遊び心ということであろう。

続いて、ヤドカリ類とオカヤドカリ類の概説、体の構造について簡潔な紹介が入る。
初学者は、いきなり図鑑の写真を眺める前に、体の構造をふわっとでも覚えておくと後々のページを読む際に役に立つと思われる。

一点だけ、雄の生殖突起を示す写真が、体色の関係から少し分かりづらかったため、私が撮影した写真を載せておく(撮影クオリティが雲泥の差だということがよくわかる;無論私が泥である)。本書のこのページのどこかに、生殖突起および生殖孔付近の拡大写真があっても良かったかもしれない。



↑ 天然記念物であるオカヤドカリ類の現状変更(生態調査及び捕獲)許可(許可番号:25受庁財第4号の2029)のもと、個体を採集している際に撮影した写真(2014年9月9日撮影)。
ナキオカヤドカリCoenobita rugosus

7ページ目から始まる「オカヤドカリ図鑑」では、氏が環太平洋を巡って撮影したオカヤドカリ科の14種が美麗な写真とともに紹介されている。全82ページ中の半分近く(7-40ページ)が使用されており、これが本書のメイン・コンテンツであるといえよう。

1種につき2ページ。見開きの左側に、その種の特徴、生息場所、判別の方法等が記載されており、右側には氏の撮影した写真が並ぶ。

左ページの文章について、
オカヤドカリ類の種の判別方法は、基本的に左側大鉗脚にある斜向顆粒列の有無、眼柄の形状や下側の色、触角の色、体色等から総合的に判断することになるが、それらについて詳細に書かれているため、読んだだけで14種のオカヤドカリ類について完璧に分かったような気になれる。
また、37-40ページには判別の際の要点がスケッチ図とともにまとめられており、本書片手に海岸を歩いてみたくなる。
※オカヤドカリ類は国の天然記念物である為、基本的に日本国内では許可無く“触れること”もNGなので注意。

写真については、オカヤドカリたちの自然な姿が綺麗に撮影されており、「本当にプロではなくアマチュアなのか…???」と言いたくなるようなものばかり。
個人的には、サキシマオカヤドカリの写真がお気に入り。中々見ることの出来ないサキシマオカヤドカリが、その体色のバラつきも含めて複数個体分見ることができる貴重な写真たちであると思う。

市販されている図鑑でオカヤドカリを4種以上掲載しているものは私の記憶にはなく、図鑑としてこれらの写真を眺めるためだけに本書を購入してもよいだろう。

“右側ページに写真”という縛りを課している為に仕方の無い部分もあるとは思うが、似たような写真が並んでいたり、同じタイミングで撮ったのかな…?という写真が横にあったりすることも見受けられた(フシグロオカヤドカリ等)点は少し残念なポイントかもしれない。

“自然な姿”を載せるか、“種の判別のための助けとなる姿”(例:貝殻に籠もって左側大鉗脚が見やすくなっている状態や、生殖突起の拡大等)を載せるか、というバランスについては、“自然な姿”を多く載せる方を取り、種判別については文章や、37-40ページのスケッチ図で補完するという形にしたと思われる。
流石にオカヤドカリ類の生殖突起だけの拡大写真が並ぶ図鑑はニッチすぎるか…。

また、どのような撮影機材を使用したのか等について、残念ながら全く不明であるため、後学のためにもカメラのメーカー / 型番、よく使うレンズの情報等は、どこかに記載がある方が良かった。(出来れば写真ごとにシャッタースピード、F値、ISO等の情報も欲しかった…が、これだと写真展になってしまう。)

続けて、オカヤドカリ類がよく見られる生息環境の例の写真が、砂浜~海岸林~マングローブ林~洞窟 / 日本~海外と並ぶ。
それぞれ写真と文章で紹介されており、私自身の経験からも、(あ~、こういう場所にいるいる~)というものであったり、一人では立ち入ることも出来なさそうな洞窟などが掲載されていた。
写真は、氏が実際に赴きそこで撮影されたものであるため、その内容、そして説明文にも説得力が生まれている。
フィールド屋と関わりが無い一般人である我々にとって、そういった情報を入手できる機会はありがたい。なおかつ、一般人が危険な場所へ単独で立ち入ることがないよう、安全についても配慮するように書かれている点は、場所を紹介することに対する氏の責任感を感じさせられた。

47-52ページでは、日本国内外で撮影された“風景の中のオカヤドカリ類”の写真が、さながら写真展のように並ぶ。あえて黒背景にしているのも、それを狙ってのことであろう。

夕焼けをバックにたたずむ、ハクボオカヤドカリ(in メキシコ)の写真は必見。PC等の背景にするためにデータが欲しいくらいだ。いや、もっと貪欲に言うと、全てのデータの写真を販売してほしいくらいだ。

この写真の撮影については、氏もTwitterでその難しさを語っている。他にも、先行販売(2024年9月22日)の感想を受けて、氏のこだわりがあふれ出たツイートをいくつか載せておく。
実際の写真は、本書現物で確認されたい。

その後、本書は“生活”、“生態系での役割”、“繁殖”、“生活史”、“宿貝の役割”、“防御行動”、“脱皮と再生”、“名と宗教・民俗”、“飼育”、“コラム”、“短報”と続く。

それぞれ見開き2ページに収められつつも、“名と宗教・民俗”など、いわゆる生物学ではない範疇の内容も記載されており、さながら“ミニ「あまん」”ともいうべき内容となっている。
(※「あまん」*1は、オカヤドカリの呼び名の地域差、ハジチ(入れ墨)としてのデザインや、”オカヤドカリ葬”、"教育題材としてのオカヤドカリ"などの章がある。)


本来であれば、それぞれの章について細かく紹介した上で評したいが、内容を全て書いてしまいそうで、かつ文量が多すぎて読みづらくなると思われる為、簡単に箇条書きで紹介および指摘、感想を記載する。

・“生活”の章における54ページ下部の写真は素晴らしい。いったいどれだけの徳を積めば、これだけの撮影タイミングに巡り会えるのだろうか?
・"繁殖"の章については、私が大好きな分野だからか、もうちょっと書いてほしい内容(種による放幼生タイミングの違い・卵巣発達・抱卵された胚の発生過程等)もあったが、2ページに収めるという制約上、本書のように簡潔にまとめるのが正解であろう。
また、“放幼”という語の定義がされていないため、“放幼生"または"幼生放出"と書く方が良いかもしれない。
・“宿貝の役割”の章では、貝殻内の水分の詳細(真水ではなく、海水がベースで種によって濃度にバラツキがある)についての記載があっても良かったかもしれない。
・飼育環境について、15℃を下回らないようにする旨の記述があった方が良かった。
・幼生飼育は一般人には難しいと思われるが、結構サラッと書いてあり、さすがだな…と思わせられた。
・“脱皮と再生”の章にある、自切した歩脚の脱皮による再生についての写真は必見。70日での変化を写真で追っており、再生の過程がとても分かりやすい。
・"飼育"の章では、まさかの「衣装ケース」での飼育がベストと書いていて、生物屋目線だなぁと笑ってしまった。(脱走を考慮すると性能面では確かにベストだが、一般人は普通、観賞用としてオカヤドカリを飼育するのではないだろうか…?)




~書評ではないが、そのほかほんの少し気になった部分~


※もし第2版等があれば考慮して貰えると嬉しいかも?

・ページ数表示の無い部分がある。
写真と被るページには表示しないのか?と思いきや、そういうわけでも無い様子。一定のルールに従って表示の有無を決めた方が良い。
・5ページ:オカヤドカリ科は17種と書かれているが、4ページ(18種:オカヤドカリ属17種+ヤシガニ属1種)との齟齬がある?
・27ページ「大宗」は一般ではあまり使わない言い回しでは?(大部分、の意。一部の業界でよく使われる語か?
・無くても文章読解に影響のない接続詞が時折見られる。
→「つまり」(55p右上、61p左下)、「いうまでもなく」(42p上、44p下、61p右上)、「もちろん」(p3右上)等
・読解しづらくなる否定表現が時折見られる。(例:少なくない、珍しくない)


文章については、人の好み等が多く出る部分であるので、”私はこう思った”程度で読んでいただけると幸いである。ただ、編集者とまではいかないかもしれないが、文章や写真の体裁を見てくれる別の人が居ても良いとは感じた。




■まとめ

本書についてまとめると、
・種判別に役立つオカヤドカリ図鑑
・個人で撮影したとは思えない美麗な写真たち
・ミニ「あまん」とも呼ぶべき、オカヤドカリ類について包括的にまとめられた情報


…の3点であるといえよう。


特に3点目について、「あまん」*1は現状簡単に読むことができないため、オカヤドカリ好きにとっては本書を入手するのが一番の良い情報源になるのではないだろうか?


それが2000円+税で手に入るものなら、安いものだと私は思う。

氏は「高額だから…」と仰っていたが、上記の価値プラス、撮影や執筆に対する労力を踏まえると、たとえ6000円でも購入する価値はある。

惜しむべきは、個人による出版であることから、本書が継続的に購入できるものでは無さそうなことくらいか。(10年後に買えるか?となると怪しいと思われる。)


・・・・・

オカヤドカリファン/フリークなら必携ともいえる本書。


販売については冒頭の通り著者HP参照ですが、2024年9月26日現在の情報だと

・2024年10月26日 いきもにあ(@京都市勧業館 みやこメッセ1F 第2展示場)ブースNo.170 にて本格販売開始(土曜のみ)
・2024年10月27日 通販開始


とのことなので、期待してお待ちください。


次は”Land Hermit Crab on Earth”ですかね?

(あとは個人的に、世界で唯一の”淡水に棲むヤドカリ”、Clibanarius fonticolaを探しに行くバヌアツ探訪記とかも見てみたいなと…。
自分でやれって??いやぁ厳しい…)

では!



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久しぶりのブログです。
今回は自作PCの話です。

2024年2月、これまでメインとして使っていたメーカー製のPC(ASUS HURACAN G21)をリビング用の共有PCにすることにして、代わりに新しくPCを組み立てることにしました。

これまでのメインPCについて、
それほどスペックが低いというわけではなく、見た目もかっこ良く気に入っていましたが、ゲームをする時に少し重いかな~と感じ始めていました。(特にホグワーツ・レガシー)

小さな筐体(電源はアダプター2本で外に付けますが)にミッチリと詰まっていて、M.2 SSD1つと、2.5インチサイズのsATA SSDを2つ、3.5インチサイズのHDDを1つ積むことができる、中々優秀なやつです。



2019年から使用しており、メモリ(おそらく小型化のため、ノート用のSODIMMが使われています)を32GBから64GBに増設したり、専用のケーブルを海外から仕入れてSSDを増設したり、メインのM.2 SSDを513GBから2TBに換装したり、埃を吸い込んで時折不調になるGPUを分解清掃したりと、いろいろ弄くって約5年使っていました。



↑ 横っ面を開けた様子



↑ GPUの分解清掃の様子

最終的なスペックはこんな感じです。

CPU:Intel core i9-9900K
メモリ:64GB
GPU:GeForce RTX 2080
メインドライブ:M.2 NVMe SSD 2TB
データ用1:sATA SSD 2TB
データ用2:sATA SSD 2TB
データ用3:sATA HDD 8TB

ここから、映画やビデオなどを保存する為にHDDを16TBのものに替えたり、sATA SSDを抜いて1TBのものに差し替えたり等して、リビング用の共有PCとしました。

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で、新しいメインPCの話です。
元職場の上司から自作PCについて教わって、旧リビング用PCを組み立てていたこともあり、今回はメーカー製のものではなく、自分でパーツを選んで作ることにしました。

2024年2月当時で、
・良いスペックで組みたいな~
・ピカピカ光らないPCが良いな~

ということを考え、ASUSのProArt(プロアート)シリーズに目を付け、それでほぼ一式を揃えました。



↑ ケースには「ProArt PA602」を選定。後ろにいるのは飼い猫のしま。
最初、家の前に届いていた段ボール箱を見た時は、(やらかした…)と思いましたwデカすぎる…



↑ マザーボードは「ProArt Z790-CREATOR WIFI」黒に金色のシックな感じが格好いい。
CPUは、特に深く考えずにIntel core i9-14900Kを選定。これが大失敗の元に…。



↑ 発熱するCPUを冷やすCPUクーラーは、簡易水冷の「ProArt LC 420」。140mmのファンが3つ連なる420mmサイズで、市場にある中ではほぼ最大です。これで冷やせないCPUは無い(はず?)
ちらりと映っていますが、GPUは「PROART-RTX4080S-O16G」。GeForce RTX4080 Superを搭載しながらも2.5スロットに収まるスタイリッシュな奴です。デザインも黒と金で統一されてピカピカ光らない。シックでかっこいい~
(流石に値段が高すぎるので、4090は買えません…)



↑ 電源は、これなら十分余裕だろうということで1200W電源の「ROG-THOR-1200P2-GAMING」を選定。消費ワット数がリアルタイムで表示される機能があるのですが…



↑ 残念ながら、ケース付属のカバーで覆われる上に、設置した机のカバーがあるせいで、どうやっても見えなくなってしまいましたw
光るパーツは、簡易水冷のインジケーターのみ。かっこいい~

あとは、メモリにはコルセアの光らない&黒いメモリ(DDR5-6400 32GB×2枚)を選んだりと、見た目にも性能にもこだわりました。

CPU:Intel core i9-14900K
メモリ:64GB
GPU:GeForce RTX 4080 Super
メインドライブ:M.2 NVMe SSD 4TB(Samsung 990 Pro)
データ用:SSD 2TB×2個、HDD 16TB, 8TB, 4TB等多数

お子が産まれる前でないと、こういったことは出来ないよな~、産まれた後は忙しくてPC組み立てなんか出来ないよな~
…みたいな言い訳を自分にしつつ、組み立て終わりました。

これで、もうしばらくはPC更新なんてできなくなるな~
などと思っていました。

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と こ ろ が

2024年4月、組み立て終わってから約2ヶ月、
何故かWindowsがブルースクリーンで落ちるようになり始めました。

あとは、ゲームをしようとしたら「GPUのメモリ不足ですよ~」と表示が出たり…。
(4080 Superは16GB積んでいるので、これで少ないと言われたら4090買うしか無くなる…それは明らかにおかしい)

最初、原因が分からず、いろいろと調査をしました。
上記に挙げたパーツのどれがおかしいかを一つずつ探っていくわけですね。

・メモリ
ブルースクリーンでよくあるのが、メモリ関係のエラーや故障です。
2枚から1枚に減らしたり、
オーバークロック(6400MHz)を定格(3200MHz)に落としたり、
メモリチェックテストを行ったり
しましたが、何も状況は変わりませんでした。

新品のメモリ(折角なので、既に持っていたものよりもちょっと早いDDR5 6600MHz 32GB×2枚)を追加購入して刺してみるも、全く変わらず。

よって、メモリの異常ではないことが分かりました。
(ここで無駄な出費をしている)

・GPU
GPUをいったんマザーボードから引っこ抜き、CPU内蔵のグラフィック機能から画面出力を行うようにしました。
もしGPUが逝かれていた場合、この方法で試すことによってブルースクリーンの原因がGPUだと分かるわけですね。

…変わりませんでした。

・SSD
新しく買ったSSDが壊れていた疑惑を解消するため、
家に転がっていた別のSSDをマザーボードに刺して動かそうとするも…
そもそもWindowsのインストールが進みませんでした。

マザーボードの別のスロットで試したりもしましたが変わりませんでした。

・CPU
よって、残るはCPUくらいだろうということで、IntelのCPU、14900Kが諸悪の根源であることがほぼ確定となりました。

2024年4月当時は、IntelのCPUが劣化故障するという話はあるにはあったのですが、ウワサ程度でしかなく、自分も(ホントかな~?変なオーバークロックやったんじゃないの~?)くらいの認識でした。

ただ、状況証拠からも、IntelのCPUがブルースクリーンを引き起こしていることはほぼ間違いが無く、いったんCPUを購入したお店に連絡して確認してもらうことにしました。

結果、CPUの故障であることが認められ、まだお店の保証期間内であったため、新品をすぐに送ってくれることになりました。

なお、CPUが無い期間のツナギのために「core i3-14100」を購入し(本来必要のない無駄な出費)、使っていましたが、問題は何も起きず、快適そのものでした。性能は低いですが。

その頃から、TwitterでもIntel CPU劣化故障に関する情報がポツポツ出始め、電圧設定や電流設定を下げて運用しないと“CPUが壊れる”ことが公になっていきました。

Intelは、2024年5月中に声明を発表するとしていましたが、結局何の音沙汰も無く、6月の下旬に英語サイトのCommunity内で「まだよく分からんわガハハ」みたいなことを言っていました。

CPUの劣化を遅らせると言われる「Intel Default Settings」が設定できるBIOSが配布されましたが、性能は大幅ダウンし、CPUクーラーが音を立てて回ることも無くなってしまいました。
※標榜していた性能を発揮できないことについて、2024年9月現在でもIntelは何の保障もしてくれていません

その後なんやかんやで、8月上旬に0x129マイクロコード修正版とされるBIOSが配布され、これを適用し、CPUにかかる電圧を制限すると「劣化故障しなくなるかもよ」(by Intel)みたいな状態になりました。
※このマイクロコード修正で、CPUの劣化故障が起きなくなるとは断言されていない




書きぶりでお分かりになるかと思いますが、
僕からのIntelの評価は地に落ちました。

旧メイン機の9900Kは何事もなく5年も動いてくれているし、
何ならもっと古い、2012年に購入したASUS TAICHIの第3世代core i7(低電圧版)もまだ動いています。(かなり気に入っているノートPCの為、時折起動させています)

当初標榜していた性能を発揮できず、声明は期限内に出さず、声明を出したとしても”情報を探していた人”しかたどり着くことのできな場所でしか出さず(しかも英語のみ)、さらには、また壊れるかもしれないという危険性を排除しきれない。

…いや~~…


それに輪を掛けて、2024年8月にまたCPU 14900Kが壊れてブルースクリーンを連発するようになりました。

経験すると分かるかもしれませんが、

・普通に使っているだけなのにいきなり青い画面になって電源が落ちたり、
・ゲームがいきなり落ちたり、
・ブラウジングしていたらエラー(STATUS_ACCESS_VIOLATION)が出て白い画面になり手動更新する必要があったり、
・放置していたらPCがいつの間にか再起動していたり

…すると、かなりフラストレーションが貯まります。

この2つ目のCPUについては、Intelカスタマーサポートに直で連絡して「返金」対応してもらうこととし、
そして、ちょうどよく、AMD社の新しいCPU・Ryzen 9000シリーズが販売になるということで、IntelからAMDに乗り換えることにしました。

勿論(?)、選んだのは最上位のRyzen 9 9950X。

マザーボードはIntelのものとAMDのものとで互換が無い為、それも新しく購入する必要があります。
ここでもProArtシリーズを選び、X670Eを選定しました、後から「X870E」が出る予定ではあるのですが、それまで待てないのと、「ProArt X670E-CREATOR WIFI」にはX870Eの要件であるUSB4端子も既に付いている為、これで十分じゃないか、ということで。

折角?Windowsをクリーンインストールするということで、メインSSDを”耐久性最強、ランダムアクセス性能最強”と名高い「Intel Optane 905P 1.5TB」を追加購入してシレッと差し替えました。
(元のSamsung 990 Pro 4TBはゲーム用ストレージとして運用)

そんなこんなで、1年に2回もPCを組み立てることになってしまいましたが、新しいRyzen機になってからは、ほぼほぼ快適に動いています。

一部のゲーム、というか一つのゲームだけは、プレイ中に特定のCPUコアだけに負担がかかり、OSレベルで動作がガクガクになる現象が起きていますが、そちらは運営に問い合わせ中です。(対応してくれるだろうか…)

また、速度等の違う(6600MHzが2枚と6400MHzが2枚)メモリ同士を組み合わせて4枚で運用するのはRyzen機では厳しいらしく、6600MHzの2枚だけになりました。
(Intel機では5200MHzに設定していれば普通に使えました。)

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まとめ

IntelのCPUにより被った被害

・時間と手間
・メモリ代金(まだフリマサイトで売れていない)
・マザーボード代金(まだフリマサイトで売れていない)
・i3-14100の代金(まだフリマサイトで売れていない)
・CPUグリス代金(1回塗るだけで済んだところが、5回も塗るハメになり追加購入した)

というわけで、これから10年はIntel CPUを積んだパソコンを新しく買うことはしないと思います。恨みつらみを書きたくなるのも分かりますよね…?

今、恒常的に使っているWindows PCとしては、常時起動用ミニPCとサブ用のノートPCがあるのですが、そのどちらもRyzen搭載なので、ほぼほぼIntel CPUからは離れられていることになります。(リビング用として使われている旧メイン機を除いて)


結論:機械は信頼性が第一。

というわけで、今回の記事はこのあたりで。

では!

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このブログのここ最近の更新頻度からすると、あまり間が空いていないですね!
年1回とかになってしまっていたので…。

それはそうと、タイトルの通りですが、お子が産まれました!
自分の遺伝子を継ぐ存在がいるってのは不思議な気分ですな。

~~~~~

妊娠自体は昨年8月に分かっており、順調に成長していたのですが、予定日よりも2週間弱早い出産でした。

ある日の深夜、妻の陣痛がにいきなり始まり、産院まで車で急いで行ったのですが、そこから10時間以上、赤ちゃんが降りてくる気配が無く、陣痛誘発剤を使用しても降りてこず、最終的には緊急帝王切開となりました。

手術が始まってから約30分で赤ちゃんが無事取り出され、生後10分の姿を窓越しに拝むことができました。
妻の身体が落ち着いてからは病室で赤ちゃんを初めて抱くことができました。

帝王切開ということで、出産日+6日が入院期間となりました。
現在は、母子ともに無事に退院し、家で過ごしています。

飼い猫のしまぁは、赤ちゃんが人間だと認識できていない&自分のテリトリーの一部が侵されたと思っているのか、少し警戒していますw
時間が経てば慣れてくれるとは思いますが…。

赤ちゃんの方は、寝る、起きる、泣く、ミルクを飲む、排泄をする、手足を動かす、新生児微笑(反射の一つ)をする、モロー反射(ビクッとするやつ)をする、キュゥみたいな声を発する、
くらいしか出来ません。
寝ている間はどんな夢を見ているのか…?夢を見る材料(現実での経験)が何もないのでは…?などと考えてしまいます。

ミルクは飲みっぷり良くグビグビ飲んでくれるし、その後のゲップも比較的すぐに出してくれるし、
泣いている際の対処方法は、
・おしっこ/うんち
・ミルク
・抱っこ
の3種類くらいで、「原因不明だけど泣き続ける」ということが無いしで助かっています。

よく、男親がおむつ替えする、ミルクあげる、等をやっていたら褒められる(?)、それが出来ることを当人が自慢する(?)ような風潮があるような気がしているのですが、作業難易度的にはそれほど高くないと思いました。(オカヤドカリの卵巣を取り出したり、生きたまま傷つけずに雌雄判別する方が大変かも。。。)

それよりも、2-3時間ごとにそれらを行う必要がある=すなわち対応できるだけの継続能力、体力配分とそれを行うための夫婦の協力体制が必要 / 大事なんだろうなぁ、と思いました。

まだまだ経験の浅いパパなので、現時点での印象と感想ということで、これから変わるかもしれませんが…。

~~~~~

子に望むこと、といえば何ですかねぇ。

健康でいてくれたらそれで良い、とは思いますが、逆説的には「では健康でなかったら望みが叶わなかったことになるのか?」とも考えてしまいます。

なので、かなり当分先のことになるとは思いますが、その生涯を閉じるときに(悪くない人生だったなぁ)と思えるような、そんな人生を歩んでほしいな、とは思いますね。

~~~~~

次世代がここに存在するということは、何とも表現しづらいですが、とても嬉しいものです。
子が望むものなら全てを叶えてあげたいし、手に入れてあげたい。
成長の全てを記録したいし、なんならいつまでも見守ってあげたい。
(……躾できなさそうだなぁ~と自分でも思いますw)

それはそれとして、自分自身のエンディングノートも作っておこうかなぁとも思っています。
こちらも、当分出番が無いことが勿論望ましいですが。

~~~~~

僕が、自分の為に使える時間は、これからどんどん減っていくんだろうなぁ…、とは思いつつ、今はまだ授乳待機時間にいろいろやりたいことができているので、それを噛みしめることにしています。

明日からは沖縄から妻のおかあさんが4日間だけ来てくれるので、孫との対面を喜んでもらいつつ、仕事の方も片付けようと思います。(育休取得予定です。)

では、そろそろ授乳時間なのでこれにて。

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お久しぶりです。もう2023年も終わりですね。
もはや年に2回ほどしか書かなくなってしまいましたね…、ただ、このブログのことは忘れてはいませんよ。

Twitter(Xと名前が変わりましたが慣れませんね…)みたいな短文投稿サイトがあったとしても、やっぱり、日常あったことをまとめて書いておいて、後からすぐに読み返せる場所があるのは良いよな~とも思います。

さて、1月から順に振り返っていきます。

~1月~
年越しは沖縄の義実家でゆっくり過ごしました。
10月くらいにあらかじめ言っておいたのにもかかわらず、私の親から、正月に挨拶する順番がどうのこうのと文句を言われたのを思い出しますね。

もう時代はそういうものではないと思うのですがね…。
自分も将来、そうなってしまわないように気をつけないと、と思いました。

~2-3月~
妻のお父さんの体調が急激に悪化し、3月下旬に亡くなりました。
昨年5月に一度体調を崩したけれども、抗体薬が効いて持ち直していたのですが、急に再発し、そのまま帰らぬ人となってしまいました。

妻は2月に一度沖縄へ帰り、僕も3月上旬と中旬~下旬と沖縄へ戻り、最期を看取りました。
(仕事はテレワークで対応させてもらいました。)

同じ抗体薬がまた使えないのか、等いろいろ病院の先生方とも話をさせてもらい、懸命に対応していただきました。

思えば、お義父さんに初めて会ったのは2017年8月29日でした。
妻(当時彼女だった)と長野県阿智村に旅行に行く時に空港まで送ってもらったのでした。

さらには、帰りの飛行機を逃してしまって、1日遅く、朝イチの便で帰ってきた時に空港まで迎えに来てくれました。(今思うと恥ずかしすぎるな…)

口数の多い方ではなく、その時は「仕事は大丈夫か?」と聞いてくれただけだったのですが、
今年3月に病院に顔を出した時も、同じように「仕事は大丈夫か?」と聞いてくれて、こちらのことを気にしてくれたのを思い出しました。

そのほかにも、宜野湾で開かれていた”ペットカーニバル”に妻と行った時に妻の車のバッテリーが上がったのを直しに来てくれたり、美ら海水族館を妻の両親・妻・自分で回ったりと、ちょくちょく接点がありましたが、毎回会うたびにとても良くしてもらいました。

結婚の挨拶をしに行った時も、ブエノチキンのチキンを買ってきてくれていて、「二人が良いなら良いよ」と快く言ってもらえました。

また、今年3月15日、病室で、「そういえば昨日が結婚記念日だったね」という話を妻としていた時も、もう既に声を出すのがつらい状態だったのに「おめでとう」と言ってくれました。

お義父さんは動物が好きで、妻の小さい頃から犬や猫が家に居たそうで、今も沖縄の家には犬が2頭いて、妻のお母さんと一緒に過ごしています。
犬たちのお義父さんに対する反応を見ていても、とても心優しい人だったのが分かります。

細切れのエピソードばかりですが、そんな感じの方でした。

沖縄のお墓も初めてちゃんと間近で見て、お骨を中に入れる役割もさせてもらいました。
沖縄県外の火葬後のお骨は、小さな骨壺に少しだけ入れるのに対して、沖縄の骨壺は大きく、全身の骨を全て入れることも初めて知って少し驚きました。


~5月~
自分の車の車検があり、代車として「シトロエン C5 Aircross(PHV)」に1週間ほど乗っていました。
自分の車は「C3」で、国産車でいうとFitやVitz(今はヤリスか)、Demio(今はMazda2か)と同クラスの、いわゆるコンパクトな普通車なのですが、いきなり最上級のクラスに乗ると面食らいましたね…。
乗り心地や機能、静寂性が段違いで素晴らしかったです。
ただ、サイズも大きくて少し慣れるのに時間がかかりました。

値段を後から見て驚きました。めっちゃ高い…。
今の自分には身分不相応、全然買える値段ではなかったですね…。
一時の夢でしたとさ。

~8-9月~
旧盆で、沖縄に8/29-31に戻る予定だったのですが、その少し前に、妻のお母さんに乳がんが見つかり手術をするということと、後述の出来事から9/16まで僕が沖縄に残りました。(仕事はテレワークで対応させてもらいました)
お義母さんは、術後の抗がん剤の副作用が強く出てかなり辛かったそうですが、今は薬の量を半分にして少しマシになっているそうです。

また8月には妻の妊娠も分かりました!
予定は3月下旬、初めての子供です!
自分の遺伝子を持つ者が生まれてくるということは勿論今まで無かったので、不思議な感情ですね…。
分からないことだらけで不安も多いですが、健康に育ってくれればそれで良いなぁと思います。

ちなみに、今(2024年1月現在)は妊娠7ヶ月と少し。お腹がかなり大きくなってきています。
名前の候補は2つあり、生まれてから決めようかなぁという感じですが、また変わるかもしれません。

~11月~
11/4-6に、幕張まで妻と遊びに行きました。
目的は、「スタァライト」のバンドライブ、"Starry Session revival"!
初めて生でスタァライト九九組を見られて、歌を聴けて良かったです!
皆さん顔が小さいし足も細いしすごい…。
9人も舞台の上にいると目移りしてしまいそうだったので、特に好きな岩田陽葵さんばっかり見てしまっていました。

ただ、やはり男性向けコンテンツということもあってか、声がうるさかったりツバ飛ばしまくってたり、臭いがキツい人がいたりと、また行くかと言われたら少し厳しいかな…という感じです。女性限定公演が設定されるのも分かる気がしました。

オーケストラコンサートのような、大人しく聴くような感じのイベントがまたあるといいですね。

~12月~
12/8-10に有馬温泉に遊びに行きました。
こういったイベントを作っていかないと毎日の生活が退屈、というか時折のご褒美がないと楽しみがなくなりますよね。
後、子供が生まれる前に2人で旅行できる機会ももう少ないですので。

温泉でゆっくりして、食べて寝て…と過ごせるかと思いきや、今度は飼い猫のしまの調子が悪そうで、2泊3日のうち、僕だけは最後の1泊を家で過ごしました。
しまは中耳炎(前庭神経炎)とわかり、今も抗生剤での治療を続けています。
最初は、眼振がひどく、粗相もして、歩けないほどふらふらしていましたが、今はマシになっています。でも、まだご飯を十分食べられなかったり吐きそうになっていたりと、万全ではない感じなので、この年末年始はゆっくり横にいて様子を見てあげようと思います。

こんな感じの2023年でした。
いろいろと”健康”や命”に縁のある1年でした。

2024年は良い1年になりますように。

(記事を書いてたらもう2023年終わっちゃいましたw)

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お久しぶりです。
もう2023年も終盤ですね…。
今年の振り返りはまた少し後の機会にするとして、スマホの話です。

 少し前の10月14日、サブ機をGalaxy Z Fold 3からFold 5に替えました!
Foldシリーズは「折りたたんだらスマホサイズ、広げたらタブレットサイズ」になる折りたたみスマホです。
職場で休憩時間にKindleを読んだり、カーナビが付いていない自分の車でYahooカーナビアプリを使ったりするのにとても便利です。

 昨年、ドコモが8万円引きの安売りをしていた時にFold 3を入手したのですが、バッテリーが少し弱かったのと、Fold 5の魅力に負けて買い換えてしまいました…。

[バッテリー関連の話]
 スマホにはSoCと呼ばれる、パソコンでいうとCPUに当たる(頭脳となる)部品があるのですが、それがFold 3では「Snapdragon 888」というものなのでした。これは2021年当時のハイエンドSoCではあるのですが、性能は高いが発熱が多めでバッテリー消費も激しめという、あまり当たりとはいえないものでした。
 Fold 5では2023年ハイエンドSoCの「Snapdragon 8 Gen2」が搭載され、これは性能も高く発熱・バッテリー消費も控えめで、「当たりSoC」と評判です。

 バッテリーの容量自体は双方とも4400mAhと同一なので、バッテリー消費の少ない・燃費の良いSoCを搭載しているZ Fold 5の方がバッテリー持ちは良くなるはずです。
 大画面を積んでいる割に4400mAhは少ないとは思いますが、そこはどうしようもないですね…。

[Z Fold 5がZ Fold 3と比べて良い点]
・折りたたんだ時に隙間ができない(見た目が良い&画面の間に埃が入りづらい)
・折り目がマシになったらしい?
・重さが軽い(271 g→253 g)
・上記性能向上とバッテリー持ち改善
・カメラの性能向上(Galaxy Sシリーズには劣るが…)
・折りたたんだ際のカバー画面の横幅が広くなった(Fold 4とは同じ)

 このあたりですかね。

・折り目



↑ 1年使ったZ Fold 3と新品のZ Fold 5との比較なので公平ではありませんが…ちょっとだけ5の方が折り目が目立たない感じはします。
ただ、白い画面を表示した状態で正面から見れば、どちらも折り目は分からないですね。

・カバー画面の横幅
縦長画面なのは良いのですが、Z Fold 3は結構横幅が狭く、Webページを見ていても狭く、文字を打とうとしても狭く、あまり使いたくならないものでした。
それが、Z Fold 5では少し縦が短くなり横が広くなったということで、マシになりました。

 「縦長画面」というと21:9の画面比率のXperiaシリーズがありますが、Z Fold 3は「24.5:9」でZ Fold 5は「23.1:9」で、どちらとも結局はXperiaシリーズよりも縦長なんですが、どれくらいマシになったかというと…



↑ 表示領域をスケール(定規)で実測した数字を画像下に示しています。

やはりXperiaと比べると横幅は狭めですが、まだ3より5の方が良いですね。
触っていても、操作のしやすさはかなり改善されました。

ちなみに、4:3の写真を表示した場合は、XpariaもZ Foldシリーズもかなり小さくなってしまいます。



↑ 全て小さいですね…。キーボード入力をしたり等の操作をするわけでも無ければ、これくらいの表示領域の差は誤差範囲内かと思います。

まぁ、写真表示に関してはZ Foldシリーズは広げて大画面に出来るので、そこが大きなポテンシャルですね。
Xperiaのような縦長画面のメリットを一部享受しつつも、縦長以外の使用方法も使えるというのが良いです。

[OSの使いやすさ]
Galaxy全般の話になってしまいますが、OSの出来が良いですね。

 そもそもAndroidスマホは、Googleの作ったAndroid OSをベースにしているのですが、メーカー各社がそれぞれ”改造”して自社スマホに搭載するのが通例です。
(今は亡きEssential Phone等、ほぼピュアなAndroidを載せているものもありましたが)

 Xperiaは、5 ii(2020年頃)までの世代だと使いやすく、便利な独自アプリ(アルバムアプリ、Walkmanアプリ、Play Memories…)も多くあったのですが、その翌年あたりから独自アプリが無くなったり、使いやすい”改造”が無くなったりしてしまいました。

 ピュアAndroid、というと聞こえは良いですが、ピュアAndroidを搭載しているGoogleのPixelが使いやすいかと言われるとそうではないと個人的には思ってるんですよね…。
 例えば、マルチタスク画面で使える「アプリを全て終了させる」ボタンがスクロールの一番遠いところにあったり、画面分割が直感的で無かったり、クイックパネル(Wi-Fiのオンオフボタン等)が無駄に大きくなっていたり等…。

 SONYの開発費不足か、開発がそれで良いと思っているのか…、ピュアAndroidの使いづらいところもそのまま継承してしまっている部分が多く目に付くようになってしまいました。

 Galaxyが搭載するOne UI(サムスンによる名称)は、流石世界で一番Android機を売って(作って)いるメーカーと言うべきか、ピュアAndroidにおける使いづらい部分を無くして、ユーザーが使いやすいようにかなり配慮されたOSに仕立て上げています。
 上でデメリットとして挙げた点は全て存在しません。
マルチタスクのタスクキルボタンへの導線、画面分割のやりやすさ、クイックパネルは丸形(Android11の時のような一覧性の良いボタン形状)…、
他には「懐中電灯LEDの明るさ変更」が出来たり(iPhoneでは出来るがAndroidではあまり見ない)、
ギャラリー等の独自アプリが使いやすかったり…。

Androidは、いろいろホーム画面をカスタマイズしたり、ギャラリー/音楽再生/ビデオ再生/画像編集用のアプリを選んだりできるのがメリットであり面倒なところでもあるのですが、Galaxyは独自アプリの完成度が高く、「いろいろ探さなくてもこれで良いじゃん」となってしまいますね。


[カメラについて]
 Galaxyといえば「撮った写真の色が派手」とよく言われる印象があります。

 Galaxyのカメラの絵作りは、好みによると言えばそれまでなのですが、確かにXperiaと比べると自然さは無いです。例えば、青空はかなり青くなり、花の色は鮮やかに補正されたり等…。 自分も最初は(ちょっとどうなのかかな~と思っていました)

 「カメラスマホといえばXperia」みたいな印象は僕にもあったのですが、
僕の持っていたXperia 5 iiと、妻が使っていたGalaxy S21とで撮った写真とを比較すると、Xperiaは、
・望遠が弱く、デジタルズーム無しであっても画質劣化が激しい
・色の表現は正確かもしれないが、見栄えがしない(眠たい写真が多い)
・条件がそろわないと良い画質の写真を撮れない
・夜景に弱い。暗い場所では真っ暗な写真しか撮れない(肉眼通りと言えばそうかもしれないが)

のような弱点があるなぁ~と感じるようになってきました。(個人の感想です)

「Xperiaは半押しできるシャッターボタンがある!Photography Proで設定を詰めて撮影できる!」と思ってしまう自分もいたのですが、
スマホで肩肘はってガチな撮影するのもちょっと疲れてしまったんですよね。

「構えて、露出調整して、ボタン半押ししてAF合わせながらタイミングを待って、…撮る!!」
っていう一連の動作、一眼レフカメラだったら必要性があるし、その努力に値する写真が得られるのでやるのですが(F値変えて被写界深度も変えられるし。)、
「画面向けてボタンポチー」でそこそこの写真を撮影できるスマホで、それをやる必要あるか…? と思うようになってしまいました。

 Xperiaも標準カメラアプリを使えば「画面向けてボタンポチー」できるんですけど、せっかくシャッターボタンがあるんだったらちゃんと使いたくなってしまいたくなるんですよね。強迫観念か?
 にしては、得られる写真はそんなに…っていう感じだったので、とうとうXperiaから離れてしまいました。

 なお、Z FoldシリーズはGalasy Sシリーズとは異なりカメラ性能がほどほどであまり高くないですが、絵作りに関してはGalaxy内で共通しています。
僕の今のメイン機は(カメラ最強と名高い)Galaxy S23 Ultraで、Z Fold 5のカメラは記録用にくらいしか使っていません。

というわけで、

・メイン機:性能最強、カメラも強く、バッテリー持ちも最高なGalaxy S23 Ultra、
・サブ機:大画面にもなるし、Xperia的縦長画面も可能、かつ性能もメイン機と同等なGalaxy Z Fold 5
 という最強のGalaxy布陣となってしまったのでした。

もうしばらくはスマホ替えられないですね…。

ちなみに、Z Fold 3はイオシスで高く売れました。

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久しぶりの投稿です。
今日は2022年12月30日、もう今年も終わっちゃいますね。
今回の年末年始は沖縄で迎えることにしたので、現在妻の実家で過ごしております。

 今年はいろいろなことがありました。
簡単にひと月ごとに振り返ってみます。

◆1月:博士最終発表会の準備に明け暮れる
 リモートで先生や研究室の人たちに発表を見てもらいました。

◆2月:博士最終発表会本番&論文完成
 現在勤めている会社は、半年勤務継続後に有給が付与されるのですが、それの前借りができる(2ヶ月勤続につき1日ずつ前借りができるようになる)ということで、10月~1月の4ヶ月分で前借り可能な2日分をつぎ込んで、土曜・日曜・月曜(練習)・火曜(発表)の4連休を確保し、発表に望みました。
 発表はリモート(Zoom)で、使い慣れた自分の環境(PC3画面&音質の良いマイク&画質の良いカメラ)で望むことができました。
 発表が終わってからも博士論文本体の提出でバタバタしていました。場所が離れていたことから、製本や事務への提出などを研究室の後輩にいろいろお願いして、無事に完了!ありがとうございました。

◆3月:結婚!&有馬温泉旅行&沖縄帰省(卒業式/修了式)
 なんと結婚しました。結婚休暇を使って、宝塚から車で20分程度で行ける有馬温泉でゆっくりと過ごしたあと、沖縄へ戻って妻の親戚に挨拶したり、卒業式/修了式に参加して学位記を受け取ったりました。

◆4月:特になし
◆5月:沖縄帰省(GW)
 妻のお父さんの体調が3~4月から突然悪化したため、お見舞いと状況確認のため沖縄に戻りました。
 九州~沖縄の人が稀に発症し、かなり予後が良くない症例ということで一時は緊張が走りましたが、抗体薬が効いてくれて、12月現在は血液検査の値も良くなっているようです。

◆6月:沖縄帰省(友人結婚式)
 3~6月で3回も沖縄に戻っていますね。できれば毎月帰りたい。
このときは大学の吹奏楽部の同期に結婚式に参加するために3泊4日で沖縄に帰りました。
他の同期も妊娠してたりお父さんになる直前だったりと、年齢を感じましたね~。

◆7月:フォトウエディング撮影(宝塚ホテル)
 自分たちは結婚式を上げる予定はなかったのですが、写真だけは撮影しました。
沖縄で撮る案もありましたが、打ち合わせの関係から宝塚ホテルで行うことに。
 撮影時は、衆人環視のもとで撮影する場面もあり、かなり緊張しました。

◆8月:お盆休暇(特に何もしなかった)
 沖縄に帰りたかったのですが、飛行機代が高すぎたので諦めました。残念。

僕の勤める会社は、土日休み、祝祭日仕事ありの代わりに年末年始・GW・お盆に長めの休暇があるので、沖縄に帰るならそのタイミングが良いのですが、全てことごとくオンシーズンなため飛行機代が高いんですよね…。
 しかも今年は祝日がすべて平日だったため確実に損してます……。うーん。

◆9月:誕生日(31歳)、アンサンブル団体入団
 僕の誕生月ですね。気がつくと31歳になっていました…。

 そして、何年か吹いていなかったクラリネットを再開しました。楽器はあるのにずっとおきっぱなしで寝ているのが勿体ないと思っていたのと、現在の仕事を始めてそろそろ1年と、慣れはじめてきた時期でもありましたしね。
 そこで、完全に偶然なのですが、大学の吹奏楽部で一緒だった2個上の先輩と再会しました!
 
◆10月:特になし
◆11月:妻の車(アクア)納車
 妻も関西で仕事を見つけ、働き始めました。…が、問題が車でした。
 僕の車は2016年に購入したシトロエンC3(2代目後期型:車についても記事書きたいですね)なのですが、シングルクラッチのセミAT(オートモード付きMTとも言う)ということもあり、運転時の挙動が普通のオートマ車とは異なります。

 その運転フィーリングは、
・ギアが切り替わる時に速度が抜ける感じがあったり、
・ストップ&ゴーが苦手だったり、
・坂道発進時に後ろに下がったり(一応ブレーキを強く踏むことでホールドしてくれる機能はあるのですが…)
 と、「MT車を知っているのならば理解できるがAT車しか知らない人には理解できず運転もしづらい」代物です。
 その僕の車を妻にも使ってもらっていたのですが、永遠に運転に慣れないということで、もう1台を…と探していたのでした。(僕の車は僕がとても気に入っているため手放すという選択肢は無い)

 いろいろ探した上で試乗もして決めたのが、新型が2021年9月に発表されたばかりのトヨタの「アクア」。
 初代アクアは、2代目プリウス(父親から譲り受けた僕の最初に乗った車)との違いがあまり感じられず、運転もそれほど楽しくないな~という感じでしたが、新型アクアはモーター(バッテリー)もパワーアップしており、ホンダFitや日産Noteほどではないが後席も広く、乗り心地も結構良い感じでした。

 半導体不足やコロナ禍の影響もあったせいかかなり納期が長く、5月頃に注文して11月に納車されました。妻の車なので僕は日常的に使うわけではないですが、時折乗ったときはその運転の素直さと静寂さに感動しますね~。
 
◆12月:演奏会&沖縄帰省
 9月に入団したアンサンブル団体の演奏会の本番が2回ありました。
久しぶりに人前で演奏しましたが、楽しいですね~。

 周りの人たちはかなり楽器にお金をかけていて、100万(!)もするB♭管やもっと高いバスクラを使っている人たちもいて戦々恐々としています。そもそもの会話で、僕の全然知らないクラリネット知識が飛び交っているのがレベルの高さを感じます…。

 僕も負けてられん!と、10年くらい使っていたマウスピース(アレキサンダーヴィルシャー40B)をPlaynick Puccini Toscaへ買い替えました。(これもかなり高い…)結構音が良くなり、倍音が豊かになったので満足はしています。
 それでも、すごい楽器を欲しくなってしまう時が来るのだろうか…。

 そして現在、沖縄でのんびりとしております。
キンタコ、エンダー、ブエノチキン、沖縄そば、…いろいろ食べたいものがあるので満喫しようと思います。


 それでは、今回の記事はこのあたりで!

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最近、広告ばかりですよね。
YouTubeを見ても広告、
Webページを見ても広告、
商品紹介記事を見たらアフィリエイトリンク&いかがでしたか?締め、
TVをつけたらCM…。

 それらを一掃できる方法があるのです!(TVは知らん)



それはブラウザを「広告ブロックブラウザ」に変えること!

通常のブラウザでは何もしていないと広告がワンサカでてきます。
それらを、ブラウザを変えるだけで全く表示させないことが可能になります。

下の例がわかりやすいと思います。
  

左が広告ブロック無し(LINE付属ブラウザ)、右が広告ブロックあり(Braveブラウザ)。

広告有りの場合、記事タイトルの下およびウィンドウ追従型のウザウザ広告があるため、SNSシェアボタンが見切れる程度にまでしか表示領域がありません。
広告無しの場合、SNSシェアボタンは画面の半分より上にありますね。記事の目次も見えるしその下の画像まで表示されています。

また、広告ブロックブラウザの利点は、こういった広告だけではなく、動画中の広告もブロックしてくれる点にあります。
具体的には、
・YouTubeの動画広告
・TVerの広告
などです。
YouTubeプレミアムに入らなくても、広告無しで動画が見れます。
また、Android版のBraveブラウザでは「バックグラウンド再生」も可能なので、YouTubeを垂れ流しながら別の作業もできます。

アフィリエイトリンクに対しては無力なので、URLを表示させた上で「linkcode=」という記述があった場合はそれを回避してから購入してあげる必要があります。(紹介してくれたサイトが良いものであればリンクコードから購入するのはやぶさかではないですがね…。)

僕の使っている広告ブロックブラウザは下の2つ。
・Brave
・Vivaldi

どちらもChromiumベースなので、機能的にはGoogle Chromeからそれほど大きな差はありません。そもそもの設計が良いのか、少し動作が軽いような気はしています。(Adブロックを導入したChromeよりも軽く感じる)
また、Chrome拡張機能も使えるので、そこもGoodですね。
YouTubeのBad数を再表示させる拡張機能や、Google検索結果から不必要なサイトを表示させない(ブロックできる)拡張機能など…。いろいろあります。

最初はBraveを使っていたのですが、要らない機能(Brave walletやBrave News、Rewards等)を使わせようとしてきたり、勝手にlinkcodeを埋め込む事件があったりしたので、リスクヘッジ的にVivaldiも使い始めました。
Vivaldiのほうが今は個人的にはオススメです。

双方ともに同期機能があるため、PCのブックマークとスマホのブックマークを常に同じにできたり、履歴を別の端末から参照できたりします。
まぁその点はChromeと同じですね。

ただ、ブラウザの移行には下記の問題があると思います。
1) 現在使っているブラウザからのブックマークの移動
2) ブラウザでログインしているサービスの再ログインおよびパスワードを思い出す必要がある

1)については、それぞれのブラウザにブックマークエクスポートやインポート機能があるので、あまり問題にならないはずです。PCを使えれば楽にできます。
あれ?Edgeはエクスポート機能は無かったかな?…使っていないので分かりません。(Edgeは使う気が起きないですね…。)

2)については、この機会に「パスワード管理アプリ」の導入をオススメします。

つまり、IDやパスワードをブラウザに記憶させるのではなく、アプリに記憶させます。

アプリにパスワードを記憶させた上で、Windowsソフト、Chrome拡張機能、Android/iOSアプリとそれぞれの端末から参照することによって、端末を買い替えた際やブラウザを替えた際でも、「パスワード管理アプリのパスワード」さえ分かっていれば再ログインしやすくなります。

僕が使っているのは「Bitwarden」です。使い方はおそらく様々なサイトが説明しているので割愛します。
リスクとしては、「Bitwardenが乗っ取られると全てのパスワードがバレてしまう」点になると思います。
なので、Bitwarden用のパスワードは他のパスワードと分ける(そもそも使いまわしは良くないですが)こと、2段階認証を有効にすること、等の対策は必須です。

このブログも普段は広告ブロックブラウザから表示しているので意識していませんでしたが、運営(忍者ブログ)が勝手に乗せる広告があるんですね…。
ブログを作る際、「広告なし」「容量無制限」だったので忍者ブログを選んだのですが、広告も表示されるし容量も制限されるしで世知辛い世の中になってしまいました…。

では!

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2022年5月13日、楽天モバイルの料金プラン変更が発表されました。
月1GBまでのデータ消費であれば0円だったものが税込み1078円になる、ということで、その移行先を考える必要が出てきました。

 まずは僕のケータイのデータ通信に関する現状を書きます。SIMカードは3枚持っています。

■ メイン
nuroモバイル vsプラン(通話付き)
通信量:3GB
料金:872円+通話料

■サブ
楽天モバイル
通信量/料金:1GBまでなら0円

■サブサブ
donedone エントリープラン(データ通信のみ・通話なし)
通信速度128kbps・使い放題
料金:0円

使い方として、
・メインSIMで普通に通信を行い、メイン電話番号を保持(通話料はかかる)
・サブSIMは通話が無料の電話番号を保持し、1GBついでに通信できる
・サブサブはあまり使っていないが、Yahooカーナビを使ったりすることがある

という感じです。

データ通信量について、僕のスマホの使い方ではメインSIMで月3GBいかないくらいで、サブSIMも1GB以内に収まっています。

そのサブSIMとして使っている楽天モバイルが0円から1078円になるということで、メインSIMより高額になってしまいます。「無料通話」「月1GB通信」のために1078円は払えないな…ということで、メインも含めて回線事情を再考することにしました。

再考するにあたり考えた条件は下の通り。
・メインSIMの通信速度を上げたい
 →nuroモバイルは昼にそこそこ遅くなる。使えなくはないけど少しフラストレーション。
 あと、5Gでの通信も可能だが速度は4Gと同じでメリットが感じられなかったため、早い5Gも体験したい。
・サブ電話番号は維持する
 →勤務先にはこの番号しか伝えていない&いくつかのサービスをこの電話番号で登録しているため。
・メインとサブで回線会社は同じにしない
 →「ドコモ&au」や「au&ソフトバンク」など。片方の回線で通信障害が起きたときにもう片方では通信できるようリスクヘッジ
・できるだけ安くしたい。

それくらいですかね。
いくつか探して、候補としては下のものが出てきました。

・IIJmio2GBプラン:850円
・日本通信 合理的みんなのプラン:6GB 1390円(通話70分付き)
・日本通信シンプル290プラン:1GB 290円
・LINEMOミニプラン:3GB 990円
・povo:128kbps 0円(半年に1度何かトッピングを購入する必要あり)

特に、日本通信は前々から目をつけていて、70分通話無料が付いてくる「合理的みんなのプラン」はメイン用として魅力でした。(妻のahamoを最近これに切り替えてもらいました)
日本通信、結構良いと思うのですが、あまりWeb記事などで紹介されていないんですよね。アフィリエイトをやっていないから紹介されづらい、という意見をどこかで見ました。(最近のアフィリエイトありきの記事ばかりには嫌になっちゃいますよね…。いかがでしたか?)

povoもサブ用としてかなり魅力です。トッピング購入を忘れなければ、かなり安くサブの電話番号を維持できます。
ただ、128kbpsが普段遣いにかなり厳しいのはdonedone(上記サブサブSIM)で身をもって知っています。あと、通信の遅さゆえか、待機時にバッテリーをかなり消費してしまっています。(donedone+G8441だけで起こる現象なのかもしれませんが…)

ほか、いくつかリストアップはしたけど選考に残らなかったのは…
・HISモバイル100MB未満290円
 →日本通信1GB 290円の方が上位互換なためナシ。
・ahamo
 →通話5分無料は魅力だったが、月20GBも使わないし金額が高い。あとSIMカードを挿すと自動でahamoアプリを入れられるらしく、その挙動が気に食わない。
・mineoマイそくスタンダード(平日昼時間のみ32kbps、それ以外の時間は1.5Mbps使い放題で990円)
 →金額がもっと安ければサブ用として良かったかも。
・UQモバイル
 →ホームページデザインがウザったく動線が分かりづらい上にオプションが多すぎて古い体質から脱却できていなさそうだったのでナシ。
・複数枚SIMシェアプラン
 →いくつかの格安SIM会社で探したが、SIM発行に料金がかかったり、SIM追加ごとにそれぞれ維持費がかかったり、SIMを複数回別で契約してからそれを同一ID内でシェアする必要があったりと、金額的にメリットがなかった。

そんな感じでいろいろ考えた結果、下の構成にすることにしました。

■ メイン
LINEMO ミニプラン
通信量:3GB
料金:990円

■ サブ
日本通信 シンプル290プラン
通信量:1GB
料金:290円

■ サブサブ
donedoneから変更なし(128kbps, 0円)

メインSIMを高速通信可能なソフトバンク系回線のLINEMOに、
サブSIMはサブ電話番号維持のため&ドコモ系回線で1GB通信できる日本通信に、
それぞれ変更することにしました。
donedoneはau系回線なので、3大キャリアの回線を使えることになります。リスクヘッジとしてもGood!

楽天モバイルで恩恵を受けていた「通話無料」に関しては諦めました。
ただ、LINEMOは1年間は通話5分無料のオプションがついてくるので、それに少し頼ろうと思います。(それほど通話しないけど)

なお、メイン端末はSIMフリー版のSONY Xperia 5ii(国内版)、サブ端末はSIMフリー版のPixel 5なので、通信会社が変わっても使うことができます。
もしこれがドコモ端末だったりau端末だったりした場合は、たとえSIMロックを解除にしていたとしても実質的な「周波数ロック」があるのでこれほど柔軟な対応はできないはずでした。
Androidを購入する場合はこれに気をつけておく必要がありますね。


楽天モバイルを使っていて感じた弱点は以下の通り。
・サービスエリアが狭く、通信が遮蔽物に弱い
 →楽天モバイルに割り当てられた周波数帯にプラチナバンドがないことが原因ですね。au回線ローミングも縮小されており、「通信したいのにつながらない」ということが時折あって困っていました。Edyチャージしたいのに圏外だった時など…。

・通話方法が特殊
 →IP電話なので、いわゆる電話回線を用いたものではなくLINE通話と同じ、データ通信を介した通話方法なんですよね。それのお陰で無料ではあるのですが…。通話品質があまり良くなかったり、スマートウォッチに着信通知が来なかったりと問題がありました。

上記の弱点が解消されて、かつ1GBまで290円程度の料金プランが出てきたら…。また戻るかもしれません。
僕は楽天市場は全く使わずAmazon派なので、楽天ポイントアップ等は魅力にならなかったのも残念です。

楽天モバイルの端末を2つ、Rakutan miniとRakuten Handを無料で入手できたのは良かったですね。これらを楽天回線に繋いだことは結局なかったのですが…。
この端末たちにも周波数ロックがあるので、ドコモ系SIM等を入れても満足に通信することができません。なので実質Wi-Fi用端末になってしまうのですが、おサイフケータイ要員として余生を全うしてもらおうと思います。

こんな感じですね!
楽天モバイルからは既にMNP転出済みで日本通信にてMNP転入手続き中。
nuroモバイルはMNP転出手続き中です。

一気にメインSIM、サブSIMが切り替わることになりますが、問題が起こらないことを祈る…!

では。

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