ミルクを作るときに必要なもの。
哺乳瓶、哺乳瓶の乳首、それらの接合部の樹脂部品。
メーカーにより差異はあると思いますが、うちで使っているPigeonの「母乳実感」シリーズだとその3つです。
それらは、ミルクと同じく滅菌が必要です。
何も知らなかった初心者の我々は、子が産まれる前に「哺乳瓶スターターセット」のようなものを購入していました。(Pigeonではない別メーカーだったと思います。)
それの滅菌方式は「蒸気滅菌」を採用しており、哺乳瓶などを入れた容器に少量の水道水を入れ、電子レンジで5分間加熱して滅菌するというものでした。
何回かお試しでやったのですが、
・水がこぼれないように電子レンジまでもっていくのが面倒
・5分経った後、熱すぎてすぐに取り出せない
・取り出すときも水がこぼれないように注意する必要がある
…と、だいぶ面倒だな~、でも仕方ないのかな~と思っていました。
※2024年4月、「電子レンジの調理以外の使用」(目的外使用)という観点から、Pigeonは推奨しないという話が出たそうですね。今調べていて知りました。
そんな感じだったのですが、お子が産まれた産院では「薬液除菌」で哺乳瓶等を除菌しており、夫婦とも「こっちの方が便利だな?」と意見が一致し、薬液除菌方式を採用することにしました。(スターターセットは一度も実戦で使用されることはありませんでした…)
↑ いろいろつけ込んで除菌している様子
薬液除菌という方法があることすら知らなかった初心者の僕から説明するのはおこがましいのですが…。
・薬液とは「次亜塩素酸水」のこと
・哺乳瓶などを浸けておくだけで滅菌ができる(1時間程度)
・浸けっぱなしにしておいても大した問題は無い(重要!)
・一度作った薬液は24時間有効
…という感じです。
3つ目の「浸けっぱなしでOK」というのがユーザーからすると重要ですね。
一定時間後に出さなくてはいけなかったりしたら面倒ですし、
使う直前まで入れておいて使う際に出す、という流れは、哺乳瓶が汚される心配も無いですから。
本来はトング等を使用して薬液に触れないようにして取り出す必要があるらしいのですが、面倒なので手で取りだしています。(無論推奨はされないと思いますが…)
なお、乳首などのシリコン部品は浸けすぎると白く変色していきますが、まぁ変色したら買い換えるか~くらいで考えています。
お子の乳首への拘り(使い慣れたものでないと嫌、など)が無い為、このような運用でいけているような気もします。助かっている…!
↑ 白く変色したもの(左)と新品(右)。次亜塩素酸水がシリコンを侵しているようだ
作った薬液の使用期限は24時間なので、「昼12時ごろに作り直す」ということを夫婦で決めておき、気づいた方がやるようにしています。
それにあたり、置いてある薬液が未交換か交換済かを分かりやすくする表示を作りました。
↑ 薬液のそばに未交換/交換済の表示を置く、と。
薬液を交換したらマグネットを「交換済み」に移動させる。
なお、「未交換」に表示を変更するのは、日付が変わる頃を目安として、寝る前に替えておく、という運用です。これは、僕が忘れないように毎日やっています。
除菌液は、ものにもよるかもしれませんが、自分たちが使っているものは「濃縮のものを水道水で希釈して使う」タイプです。
↑ 水道水を2 L入れてから…
↑ キャップで濃縮液を測りとって入れると。
(下のラインは1 L用で、上のラインは3 L用です。なので、2 Lが必要な我々は、な~んとなくその中間で入れています。)
タブレット(錠剤)型のものもあるので、妻の実家などの短期滞在先ではそちらを活用しています。
そんなこんなな除菌事情でした。