育児関連最初の記事は「粉ミルク」についてです。
他に「ミルク編」としては、他に水、滅菌、種類(メーカー)、作る流れ、ゲップ、お出かけ、搾乳機などの話をネタとして保管していますが、一度に書くのではなく、小出しにしていこうと思います。
粉ミルクの立ち位置といえば、
・赤ちゃんの生命線
・生後6ヶ月頃までの完全栄養食(それ以降は鉄分が不足したり等するので離乳食で補っていく必要があるようです。)
・母乳が出ない場合の代替
などなどですかね。
うちの場合は混合(:母乳をあげてから、不足分は粉ミルクをあげることを言う)で進めています。
生まれた直後は3時間おきにミルクをあげないといけないことから、完母(:完全に母乳だけを与えることを言う)で進めようとする人は体力も眠気も大変そうですね…。
幸い自分は育児休暇を取得できたので、夜は僕の担当で粉ミルクだけを、昼は妻の担当で混合を、という感じで進めていました。最近(2024年10月頃)は粉ミルクだけですけどね。
育児の最初期、何も知らない頃は粉ミルクってただお湯に溶かすだけでしょ~?と思っていましたが、どうやらそれだけではないようです。…いや、それだけではあるのですが、その中にいろいろな要素が含まれているようです。
まず、ミルクの粉を「滅菌」するために、熱湯で溶かす必要があります。
「どうせ人肌に冷やすんだから、37℃くらいのお湯で溶かせばいいんじゃないの~?」などと思っていましたが、違うんですね…。そこが初めて知って驚きでした。
熱湯で溶かした後、それを冷やす、もしくは湯冷ましで温度を調整する、というのが正しい流れのようです。 (ミルク冷やしのあれこれについてはまた別記事で書きます。)
そして粉ミルクをお湯に溶かす時。
プロテインシェイカーのように「振ってはいけない」ことも初めて知りました。
そもそも、赤ちゃんがミルクを飲む際、空気を一緒に飲んでしまい、それをゲップで出さないといけない(窒息の可能性がある為)という事象があります。
「振って作る」ということは、ミルクを泡立てる、ミルクに空気を含ませる、ということに繋がり、空気をより飲ませてしまう、という方向に働くのでNG、ということですね。
「クレヨンしんちゃん」で、野原ひろしがミルクを上下に振って作っていましたが、それは駄目だったというわけですね…。(育児の参考書にする人はいないと思いますが…。 他にもしんちゃんがひまわりに枝豆を飛ばして食べさせたりしますw→気管に詰まり窒息の可能性)
ミルクの量は、生まれた直後は1回40 mL程度だったものが、成長とともに増えていき、現在(生後7ヶ月)ではマックス1回200 mL飲むようになっています。
粉ミルクを購入すると付いてくる「さじ」は、1すくいすり切りで20 mL分のミルクが作れるようになっています。→おそらくどのメーカーもそうですかね?
最初のうちはそれで良いのですが、160 mLとかを作るようになると、8回も粉ミルクをすくわなくてはいけなくなり大変面倒。しかも時折、途中で数え間違えて分からなくなってしまったりします。
そこで活躍したのが、セリアやダイソー等の100均で購入できるでかいスプーン!メーカーは山田化学さんですね。
5回すくうのを1回に省略できるので大助かりです。数え間違える可能性もだいぶ低くなりますからね。200 mL作る場合は2回すくうだけで終わり!最強!
↑ 手前にあるのが附属のスプーン、奥にあるのがでかいスプーンです。
50 mL用と100 mL用の2つがセットになっていますが、正直100 mL用の方しか使ってないですね。
あと、とても細かいことを言うと、粉ミルクのメーカーによって粉の粒子に差がある、つまり1すくい20 mL分の粉ミルクの"かさ"や重さに差があるので、
このでかいスプーン100 mL用の1杯分が、果たして粉ミルクメーカーの20 mL附属スプーンの5回分に相当するのか、少し多かったり少なかったりするんじゃないか、という部分はそれぞれで検証しておかなければいけない部分だとは思います(し、スプーンの説明文にも書いてあります)
が、正直、そんなに差は出ないだろ~と思って細かくは見ていませんw
粉ミルク編での個人的MVPはこのでかいスプーンですね。
難点を挙げるとすれば、スプーンが大きい為、すくった粉ミルクを哺乳瓶に入れる際、①哺乳瓶の縁に粉をこぼしてしまいがちなことと、②縁に触れてしまうことから、別記事で述べる「滅菌液」に触れてしまい、ちょくちょくスプーンを洗わないといけなくなるのが面倒なこと、くらいですかね。
それでは、今回の記事はこのくらいで。
では!