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その1(講義についてつらつらと)
その2(琉大吹奏&オリオンのお話)
の続きです。

 さて、研究のご紹介でもしましょうか。
僕が興味を持っているのはザッッッッッックリ申し上げますと「オカヤドカリの放幼性行動のリズム性」です。

 オカヤドカリはご存じでしょうか。その名の通り、陸に生息しているヤドカリたちのことですね。
日本では、沖縄や小笠原諸島などの暖かいところにしか棲んでいません。
 陸生…なのは良いのですが、彼らの子供(以降は幼生と書きます)は、海のヤドカリ達と同じくプランクトンなので、親のオカヤドカリは時期になると幼生を放つため、海に降りなくてはいけません。(以降、放幼生)
 で、ここが面白いのですが、「放幼生をする日は、新月と満月が多い」という現象です。

 生物が月に合わせて生殖活動を行うのは、サンゴの一斉産卵などで有名ですかね。オカヤドカリ達は新月や満月に幼生を放つらしいのです。新月や満月は「大潮」と呼ばれる、最満潮と再干潮の潮位の差が大きい時で、そこで幼生を放つのは分散という点で利にかなっています。

 僕が興味を持っているのは、「陸にいるオカヤドカリ達が、どうやって月の状態を判断しているのか」、もっと突き詰めて書くと「どういった環境からの情報を利用して月の状態を判断しているのか」ということで、
 これを解明できたらいいな……もしくは、解明できなくとも、後世にオカヤドカリ達に興味を持った人が出た時に研究の手助けとなる基礎的な情報の蓄積ができればな、と思っています。

 ま、研究のことなので結果などをバンバン書いてよいのかどうか分からないので書かないでおきますが、結構楽しいです……が、まだまだ頭を悩まされる所もあります。

 夏の時期は特に忙しく、行動観察やサンプリングなどが大量にあったため大変でした。10月に入ってから大分スケジュールに空きができたので、後はサンプル処理などなどですかね…頑張ります。


 別の話ですが、9月21~25日に瀬底実習がありました。
この実習は2,3年次を対象にしたもので、毎年この時期に瀬底島で行われています。今回僕はTA(ティーチング・アシスタント)として、監督やお手伝い、そして自分の研究紹介などをしました。
 恩納村での行動観察があったりなどなどして3往復くらいしましたが、実習は結構楽しかったと思います。懐かしいですね……ついこの間だと思っていた学部生時代が…遠くなっているような。


 こんな感じですかね。最近思うのがこのブログのお名前。「夜の気配」。
研究に密接に関係しているかもしれないこの言葉を、高校1年だった僕は選んでるんですね。何だか感慨深いです。
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