お久しぶりです。
何ヶ月かぶりの更新ですね。
僕はいつも通り、元気に生きております。
就職したのが
いろいろあって2016年5月のGW明けだったので、そろそろ働き始めて1年ということになります。
今の会社では、楽しく充実した仕事をしています。
出張で内地に頻繁に行くのですが、1泊2日程度のことが多いので、たいそうな準備をせずに気楽に飛べて良いですね。また、しまの世話が1泊2日であれば餌を多く入れておけば大丈夫だというのも大きいです。(去年5月の、1ヶ月間の本社研修の際は吹奏楽部の後輩に面倒をずっと見てもらっていました)

↑ しまぁ
上の画像、きれいな気がしませんか…?高精細な気がしませんか…!?
そう、昨年12月に、念願のデジタル一眼レフカメラ、NikonのD750を購入しちゃいました!!!
今までずっと写真には興味があり、琉大学部生の頃は、今はなき「ネイチャーフォトクラブ」に所属しておりました。
カメラ遍歴を書きますと、
・Panasonic DMC-FX07
→ある正月の時に、母方の祖父母から景品で当たったのを譲ってもらったもの。
この機種専用の防水ケースを購入しているので、水中ではまだ現役。
・CASIO EXLIM EX-ZR200
→学部3年次くらいの時に、自分で選んで購入したコンデジ。
CPUを2つ(デュアルコア?)搭載していることにより、連射に強い機種とのことであった。
連射機能を応用し、HDR(ハイダイナミックレンジ合成:白飛び・黒つぶれを抑える合成手法)ができるのも強み。
上記2機種です。両方ともコンデジ(コンパクトデジカメ)ですね。
バッテリーが消耗したので、双方一度ずつ新しいのを購入して、今でも使える状態にしてあります。(パソコンデスクの机の上に置いてある)
そんなカメラを持っているのですが、僕には不満がずっとありました。
「星空を撮影したい…!」
そう、センサーサイズの小さいコンデジでは、星空を記録することができなかったのです。
- 以下センサーサイズの説明 -
センサーとは撮影素子とも言われる電子的部品で、「フィルム」に相当する部分です。
その大きさ(センサーサイズ)が、コンデジでは1/2.3と言われるサイズで、小さいのです。
ちなみに、写真に強いと謳っているSonyのXperia Z1~でも、同様の1/2.3サイズです。ケータイにしては頑張っている。
星空を写すためには、センサーサイズが最低でもAPS-Cと言われるサイズより大きく無ければいけないと知りました。
いわゆる「デジタル一眼レフカメラ」にも、センサーサイズで大きく2種類に分かれており、前述の「APS-C」、そして「35 mmフルサイズ」と言われるものです。
フルサイズがフルサイズと言われる所以は、昔使われていた「フィルム」と同じくらいのサイズだかららしいですね。(それよりも大きい、"中判"とか"大判"とかは考えないことにします)- センサーサイズの説明以上 -
さて、就職して、学生の身分では到底購入することができなかった「贅沢品」であるデジタル一眼レフの購入の検討を始めました。
いきなりカメラを買う人はともかく、自分は写真が好きだという自負があったので、「APS-C」サイズではすぐに不満が出てしまうだろうと思い、「フルサイズ」の購入を考えました。
次に考えたのはメーカー。
やはり、レンズの選択の幅の広さから、大手の2社:CanonとNikonで考えることにしました。
そして候補に上がったのが下記4機種。
・Canon 6D
プラス:値段安め。質量が軽い。
マイナス:フォーカスポイントが少ない。特に高性能なフォーカスポイントは中央1点のみ。内蔵フラッシュ無し。ファインダー視野率が100%で無い(=ファインダーに入っていなかったものも記録される)。
・Canon 5D MarkⅣ
プラス:6Dのマイナスポイントが無い。
マイナス:値段高い。ちょっと厳しい。
・Nikon D810
プラス:最上位機種を除き、Nikon最高画質と謳われる。シャッター音が良い。
マイナス:質量が重い。値段が高い。
・Nikon D750
プラス:質量軽め。持ちやすい。チルトモニター(上下にモニターが動かせる)。Wi-fi付き。
マイナス:シャッター音がD810より軽め?
…という感じで、値段的なこともあり、最終的にはCanon 6D v.s. Nikon D750となったのですが、機能の内容でNikonに軍配が上がりました。
(ちなみに、仕事をしている本社では上司にNikon使いとCanon使いが居て、難しい判断のところもありました…w)
人を撮るならCanon、風景を撮るならNikon、などと言われたりもするようですが、実際は現在だとあまり変わらないらしいですね。好きなのを選べば?と言ってくれる人もいました。
そして、レンズです。
デジタル一眼レフの醍醐味といえば、レンズを付け替えることにより様々な焦点距離や表現を変えたりできることです。(合体・変形は男子ならロマンですね!)
最初はカメラと一緒に、
・24-85 mm f/3.5-f/4.5のキットレンズ(本体とセット販売されているレンズ)
・50 mm f/1.8
を購入しました。
わからない人には何がなんやらと言う感じだと思いますが、
~~mmは「焦点距離」といい、映し出せる範囲を示す値で、小さいほど広角(=広く写せる)となり、大きいほど望遠(=遠くのものを大きく写せる)になります。
24-85 mmはいわゆる「標準ズーム」と言われるあたりで、人の視野見たままをだいたいカバーするものです。

↑ 24-85 mmレンズで2月に撮影。宜野湾の民家に咲いている立派なサクラ。
fというのは「f値」というもので、「絞り」を示します。難しい話は調べてもらうとしまして、この値が小さいほど「被写界深度(=ピントの合う範囲)」が狭くでき、さらに「明るい」レンズになります。一眼ならではの「ボケた写真」を撮ろうと思ったら小さいほうが良いのです。
大雑把に書けば、「小さければ小さいほど良い」と思っていただければよいかと思います。
50 mmのレンズは、単焦点レンズと言われるもので「ズーム出来ないけれど、描写はピカイチ」と思っていただければ良いです。<font="small">(チャージできない代わりに色んな所が高性能な”ワゴンスター”を思い出しますね)

↑ 50 mmレンズで2月に撮影。通勤途中に見つけた北中城の向日葵。
その上記2つのレンズを使っていたのですが、「50 mm」の描写力&ボケ味を知ってしまうと、「24-85 mm」の表現には満足できなくなってしまうものです。(ズームするために、やはり光学系に無理を生じてしまい、比べると描写が甘かったりするのです。)
しかし、やはりズームできるのは便利なもので、旅行などではズームレンズをつけっぱなしにすることが多々ありました。
ここで、魔の声が囁くわけです。
「大三元を買ってしまいなよ」と…。
「大三元」とは、カメラ業界では有名な単語らしく、
「広角ズーム」「標準ズーム」「望遠ズーム」のそれぞれ3種類のレンズの最高峰のものを指します。NikonもCanonも似たようなスペックで存在します。
2017年4月、イオンライカムで試写させてもらった10日後、買ってしまいました…ヽ(;▽;)ノ
まさか自分でもこんなに早く買うとは思わなかった…。大三元のうち、標準域をフォローする「24-70 mm f/2.8」です。最新のVR(手ぶれ補正付き)のモデルです。
カメラ本体よりもお値段が高いんじゃね?という感じのレンズですが、もう大満足してしまい、ほぼほぼこれを付けて撮影に出かけています。 性能と引き換えにとても重い(レンズだけで1070 g、カメラと合わせるとほぼ2 kgになる)のですが、それだけの見返りはあると思います。筋トレしなきゃ。

↑ 件(くだん)のレンズで5月5日にうるま農園で撮影。
それと実はもう1本レンズを買っていまして、14 mm f/2.8のレンズです。
これは数字から分かる通り、「超広角レンズ」でして、とても広い範囲を写せます。
こちらのお値段はそれほど高くなく(と言っても焼肉20回くらいは行けちゃう)、サードパーティ製(Nikon純正ではない)のレンズです。オートフォーカス機能が無い代わりにコスパが良い。
Samyang(サムヤン)というメーカーのレンズで、名前の通り韓国製のものです。
これの出番はもちろん「星空」。広い範囲を写せて、かつf値も小さいのでなかなか活躍してくれます。

↑ 人生初の天の川撮影。デジカメの液晶画面で確認出来た時には感動したなぁ。
この日は4月下旬の日曜日の夜で、翌日にお仕事があったのにも関わらず、「新月付近」で「天気が良く」て、「これからしばらく先は曇りや雨の予報」だったため、愛車を駆って深夜に伊計島まで撮影しに行ったのでした。
行ってよかった…。(翌日はコーヒーを大量に飲んでましたが)
というわけで、5月7日現在、4本のレンズを所持しております。
最強の24-70 mmを標準として、時折星空用などに14 mmを使っていくスタイルになるような気もするなぁ…。
ちょくちょく写真を貼っていますが、「PHOTOHITO」というサービスに、特に気に入った写真を投稿してますので、よければ見てくださいね。(
http://photohito.com/user/profile/113658/ )
また、Twitterにもちょくちょく現像前の写真などを上げていて、そちらも
モーメントに保存するようにしてあります。そちらも是非。
さてさて、久しぶりの更新の割に、近況報告というよりカメラのお話になってしまいました。
そんな感じで僕は元気に生活しております。
大学院のほうも、今年度から本格稼働を始め、4月にオカヤドカリの採集許可申請書を出し、夏前からちょくちょくとサンプリングに出かける予定です。そちらも頑張らねければ。
では、このあたりで!
[0回]