我が生物系1年次の後期は、必修の講義が1つしかありません。金曜5時限目の「基礎ゼミ」です。
前期のものと同様、生物系の先生に何人か振り分けられて、後は先生次第、という講義。調べ物をしてパワーポインターなどで発表したり、遊びに行ったり、研究所訪問をしたり…。
僕は前期の「基礎ゼミ」では「何でも興味のあることについてまとめ、発表せよ」という内容で、スマブラのキャラクター・ステージ・音楽などなどについてパワーポインターにまとめ、ひたすら語りまくったのでした。
そして後期は…。「プレコの解剖」です。
1回それがあって、終われば「基礎ゼミ」は終了。なんと楽ちん、そして楽しそう!(…オカヤドカリ類じゃないけど…、まぁ生物に興味が無いわけではないので…)
朝10時に教室集合、そこから装備(長靴や網)を調えて、球陽橋北側から千原池に潜入!

中はうっそうとしたジャングルのようで、(これが大学構内か…?)と思わずにはいられませんでした。

下に着くと、そこは浅い流れのあるところで、早速サカナの影を見ることができました。

挟み撃ち作戦などで、コイらしきもの1匹、でかいプレコ7匹を捕らえることに成功。割合簡単でした。…というか友人はプレコを手で捕まえたりしていました。

そして、少しコーヒーで休憩してから、実験室(前期の講義「生物学実験」の教室でもあります)で解剖開始!

↑ コーヒーメーカー。ブラックでは少し飲みにくかったので、何故かあったヨーグルト用の砂糖を入れました。

↑ …。ここは「セミナー室」なはずなんだけどな…。泡盛「残波」もありました。
【このあと、多少グロイ表現があるのでご注意ください!】
コイは後回しにし、まずは5人でそれぞれプレコを解剖していました。…う~ん、メスをこんなに使ったのは初めてだ。

緑色のもの(藻だと思われる)がつまった、長~い小腸や、腎臓らしきもの、心臓らしきもの、脳っぽいものなどなどを見ることができました。
友人は、取り出した小腸をほぐして伸ばし、どれくらいの長さがあるかを見ていました。…根気あるなぁ…。僕は途中で切れてしまったのと面倒だったのとで、早早に小腸はほったらかしにしました。
僕は脳を上手く取り出すことができたのですが、昔教科書で見た「魚類の脳」の形そのもので、大きさはかなり小さかったです。体の大きさが20cm近くあるのに、脳は2cmあるかないかくらいでした。
彼らの生命力はかなり強く、とある女子に皮をはがされお腹を開かれたプレコがまだ動いたりしていました。 そのほか、目をくりぬかれて出た血で「I'll be back」と書かれたり、脳だけを取り出されたり、彼らはさんざんな目にあっていました。
途中、男子組は先生と中央食堂へお昼を食べに行きました。
僕は高校のジャージ(上下長袖)だったのですが、結構恥ずかしかったです。…知り合いがいなくてよかった!…まぁ吹奏楽部はちょうど練習があったのですが…。
先生と友人と、結構長い間話してから、またまた実験室へ。
続いて、僕は友人と共にコイの解剖を開始しました。
…しかし、彼も僕もこれといった目的を持たずに解剖してしまい、おいしそうな(?)肉の切り身と目玉などに分かれただけとなってしまいましたとさ。
コイは肉食性なためか、プレコほど長い小腸は見られなかったなぁ…。
千原池には、その昔、実験の廃液などが流し込まれていたというウワサが流れていたから…というわけではありませんが、実験終了後、念入りに器具や手などを洗いましたとさ。
プレコは1匹余ってしまったのですが、エイのエサか何かにする、ということで3年次の先輩(1・3研修の時に会ったので顔は覚えてます。確か年次長だったはず…)が引き取っていってくださいました。
終了後、すぐに帰宅。服を洗濯機に放り込んでから仮眠をとりました。
9時前に起き、夕食を食べました。それから吹奏楽1年次会…もとい、「ハリポ会第2弾」へ行きました。
今回は、前回の教訓を踏まえ、あまり遅くならないよう1本だけ「不死鳥の騎士団」を見よう、ということに。
見終わってから、「小さい頃のハリーが見たい!」などとどこかの誰か(この記事を書いている人という説が濃厚である)が言ったせいで、「賢者の石」を見ることに。
…がしかし、言い出しっぺである僕は、半分ほど見たところで眠気に襲われ、帰ることにしました。
帰宅後、すぐに就寝。これが午前4時です。…7時起きなのに!
解剖という、かなり血なまぐさい(実際、サカナなので生臭かったのですが…)ことをしたのにも関わらず、吐いたりすることなく終わることができました。…よかった、よかった。(?)
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