生物の実験の話です。
今回は蛙。
「脳の無い蛙に刺激を与えて 、反応を見る」...というような内容だったはずです。
脊髄だけで反応するか、ということですね。
使ったのは、「アフリカツメガエル」。体長5cmくらいの、平べったく黒い蛙でした。
まず、口にハサミを入れ、鼓膜の後ろまで切ります。
これで脳を体から切り離す訳です。
そして、クリップで本体の下あごをつかみ、スタンドにぶら下げます(!?)。
地獄絵図です。 頭の無い蛙が血を流してぶら下がっているんですよ。 しかも時々暴れるという。
それの足、腹、背中に1%,10%,30%の濃度の酢酸水溶液をつけます。
...恐いです。
濃い水溶液を付けるほどよく暴れました。
その後、解剖しよう、ということになり、スタンドから下ろしました。
腹を上に向かせようとしましたが、まだ元気(?)で、回転して背中を見せたのには驚きました。
脳、というか頭がないのに...。
心臓、肝臓、小腸などを見て、授業は終わりました。
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