7時過ぎに起床。
やっぱり、楽しみにしていることがあると、早く目が覚めます。
↑ 夜中に撮影。合わせ鏡~。
そして、下で朝食。
東横インは、朝食が無料なんですよね。
バイキング形式でした。
食べたものは、白ご飯、味噌汁、ソーセージ2本。
…野菜なし!というか種類が少ない!
看板に「おはうよございます」と書いてあったのが印象的でした。おはうよ。
そして、いざ琉球大学へ!
まず、「ゆいレール」で「おもろまち」駅から「儀保」駅へ。
琉大へは「首里」駅の方が距離的に近いのですが、バスの発着頻度から見ると、「儀保」駅のほうがよかった…はず。
そこ(バス停留所の儀保)で、首里高校の人と話しました。
「しに」(すごい、という意味の沖縄の方言)を普通に使っていたり、発音(イントネーション?)自体が沖縄らしかったです。
ちなみに首里高校では2年生は「琉大オープンキャンパスに行くこと」が絶対だそうです。というか全員参加の学校行事らしいです。
そして、また別の首里高校の人が合流し、正しいバス停まで行きました。(最初いたところは間違っていたのです)
ちょいと遅れてやってきたバス(制服のすし詰め状態)に乗り、「琉大東口」へ。
理学部棟付近で、その首里高校の2人と別れました。
そして、いざ理学部へ。
↑ 理学部前にて。
…が、入る建物を間違え(1号棟だったかな?)、しばらくたってようやく、説明会が行われる「理系複合棟」に辿り着きました。時間ぎりぎり。
で、まずは大講堂102号室で、学部の説明。
・理学部長の挨拶
・数理科学科の説明
・物質地球科学科(物理系)の説明
・物質地球科学科(地学系)の説明
・海洋自然科学科(化学系)の説明
・海洋自然科学科(生物系)の説明
…がありました。
マイクの受音量限界値が低く(?)すぐ「キィーン!」となりだしたり、
地学系の説明でものすごい睡魔に襲われた他は、問題はありませんでした。
で、昼食へ。
「中央食堂」が近かったので行こうとしましたが、間違えてその上の生協に入ってしまいました。
そこで、パン、烏龍茶、琉大ファイル、琉大ボールペン、ビスコ、普通のノートを購入。計900円也。
で、なんとか下の中央食堂を見つけ、そこでパンを食べました。…沖縄そばにしておけばよかったな…。
そして、午後からの「理学部体験ツアー」までは時間がまだ余っていたので、「寮見学ツアー」に行きました。
その途中で、恐ろしいことに気付きました。
【琉陽橋じゃないの!?】
僕は、琉球大学内にある大きな橋を今までずっと「琉陽橋」だと思っていたのですが、「きゅうようばし」とひらがなで橋に書いてあったのを見て、初めて間違いに気付きました。
「球陽橋」だったんですね。
↑ 球陽橋から千原池を望む。(西に向かって)
千原(せんばる)寮に着き、「北辰棟」(ほくしんとう)の一室を見学。
…ちょっと狭かったですね。まぁ、一人で過ごす分にはいいのかな。
無線LAN環境がないらしい(有線LANのみ)です。
…どうしようかな、寮。
そして、いよいよ「理学部体験ツアー」です。
まずは、今井先生の「水圏生物の生態を遺伝子で探る」(205室)。
僕は「オカヤドカリ(など)がなぜ夏の一時期、大潮・満月の日の夜に集まることができるのか」(体内時計的な?)を最終的に解明したいこと、と置いているのですが(生態にも興味がありますが)、それはDNAで調べられるのかな~、と思っていました。(同じ習性を持つサンゴやアカガニのDNAを調べて、同じ遺伝子があれば、それだ~!みたいな)
が、展示でわかったことは、「目で見ると同じような生物だが、遺伝子を使って種の同定ができる」ことでした。
…う~ん、いまいち説明しにくいなぁ…。
とにかく、僕が思っていたのとは少し違ったことが分かりました。
そこで、那覇国際高校の人と出会いました。
一緒に回ることに。
で、次に見たのが傳田先生の「花と動物の不思議な関係」(204室)。
花粉の運ばれ方、ですかね。
マイマイ(カタツムリ)がもしかしたら花粉を運んでいるかもしれない(珍しい)ことや、花粉の運び役をオオコウモリだけに限定したもの、花が咲いたときにもう既に柱頭の近くに花粉があり、それをつけさせるもの、などがありました。
こういう分野もおもしろいかな?と思いました。
そして、萩原先生の「海に生きる森、マングローブの紹介」(203室)。
マングローブは海水に浸るところにあります。なので、それを分解するもの(シロアリなど)がいないのかと思いきや…。
いました。何か貝の一種だったり、刺激を与えると鳴く(!?)やつだったり。
鳴き声は聞かせてもらえたのですが、高い「キッ!」という感じでした。
そして最後に伊藤先生の「生命の設計図=DNAを取ってみよう」(608室)。
この実験は、学校の生物の授業でもやったのですが、全く同じではないだろうし、やらないのも損なのでやりました。
ブロッコリーの若い部分(緑色の濃いところ)だけを切って集め、乳鉢&乳棒でネバネバになるまですりつぶします。
そして「DNA抽出液」(食塩6gに洗剤10mlを混ぜ、水を足して100mlにしたもの)を20ml計りとり、乳鉢に入れます。
この時、先生が「家でふとDNAを抽出したくなったときもできます」とおっしゃったのが面白かったです。ツボ。
…で、5分ほど置き、今度はペーパーを濾紙代わりに、ビーカーへ濾過します。というか絞りました。(これは学校でやった遠心分離の簡易バージョンですかね)
次に、60%エタノールをガラス棒を伝わらせて静かに注ぎいれます。
この時、最初ドバッと入れてしまい、(…あっ!)となったのですが、無事に白いモヤモヤ(DNA)が出てきました。
そして、教壇(前)で仕上げの実験。
何とかという(名前忘れました…)DNAの2重螺旋構造の間に入り込むことができ、紫外線を当てるとオレンジ色の光を放つ酵素(でしたっけ?)を入れ、その白いモヤモヤが本当にDNAなのかどうか確かめました。
結果は、「オレンジ色に光りました」。よって、白いモヤモヤはDNAだとわかりました。たぶん。
これは学校ではしなかったことなので、興味深かったですね。
「お持ち帰り」もできました。筆箱に入れました。2次受験の時にも持ってこようっと。
実験の際、同じテーブルに7人が集まったのですが、「自己紹介」なるものをしました。(2人の女子以外)
前に座っていた3人の人は「沖縄尚学高校」(たぶん)で、運動部系な感じでした(実際そうだったのですが)。
「テレビに出たことある?その(僕の)動きみたことあるんだけど」と聞かれましたが、ありません、テレビ出演なんてしたこと。
全てのものを見終わりました。
その後、「うちなー日記」のもとすけさん(琉球大学理学部海洋自然科学科生物系在学中)に理学部内を案内してもらえることになっていたので、落ち合いました。(那覇国際高校の人も一緒に)
ネット上で知り合った人と顔をあわせるのは不安があったのですが、その人のブログを見ていて(大丈夫だろうな)と感じたので、踏み切りました。
そして、理学部の建物を案内してもらい、(1号館?の屋上はすごかったです、太平洋と東シナ海が見えました)研究室も覗かせてもらいました。
タンパク質の研究をしていらっしゃるらしく、説明してもらいましたが、難しかったです。
タンパク質の3Dモデルや、夜空の動画(星の輝きはもちろん、雲がときどき流れていく様、夜が明けて空の色が移り変わっていく様が綺麗でした。)がすごかったです。「もとすけ水族館」(海中写真集?)も。
↑ え~と…、東シナ海だったかな、太平洋だったかな…?
↑ 図書館。
那覇国際高校の人とはここで別れ、卒業研究でヤドカリの生殖時期を調べた、という方と合流し、「マリンパーク」へ行きました。
…オカヤドカリを探したのですが、いませんでした。人工のビーチだったからですかね。
「ヤシガニの幼少時の姿(貝殻を背負っているので、普通のオカヤドカリと見分けはつかないのではないか?という疑問)」についても教えて頂きました。
↑ 琉球大学医学部。琉大は高台にあります。
そして、琉大北口まで戻り、一人になりました。
そこからバスで「古島」駅のそばまで行き、「ゆいレール」で「おもろまち」駅まで帰りました。(朝の利用とこの利用で、昨日・今日トータルで切符にして1290円、結果的に290円得しましたね。)
すぐ風呂に入り汗を流し、しばらく休憩してから晩ご飯へ。また隣のジョイフルです。
「沖縄そば定食」(白ご飯、沖縄そば、カツなどが入った沖縄限定メニュー)とドリンクバー(昨日、割引券をもらったので)。
野菜はもちろん残し(食べたのは三笠食堂でだけか…)、ドリンクバー(130円)では烏龍茶とイチゴオレを飲みまくりました。炭酸飲めないと選択肢が縮まりますね。
そして、部屋に帰ってきて今にいたります。
今日はかなり疲れました。
この記事の文字数も今まででトップではないでしょうか。それほど内容が詰まった1日でした。
…お土産全然買ってない!
明日、ちゃんと買わないと…!
↑ ファイルとボールペンとDNA。
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