今朝方、夢を見ました。
といっても、蘇我入鹿が英検3級取ってからオホーツク海に戻る夢ではありません。
ワニに追いかけられる夢です。
小説風の文章でどうぞ。

↑ 場所の参考画像です。
僕は、家の近くの駅にいた。
日の傾きかけた夕方である。クラブ帰りだ。【画像、場所1】
いつものように階段を下りて、駅から出ようとすると、駅前の噴水からワニが這い出してくるのが見えた。
そう、ワニである。 黒光りした濃い緑色の体。大きさは、ゆうに5メートルを超えているだろう。
ワニの一番近くに、小さな女の子がいた。
僕は走り出した。女の子を助けるためではない。家に早く帰るためだ。
いつも使う自転車置き場へは、どうしてもここから噴水に近づかなければならない。
女の子とワニのそばを通り過ぎたそのとき、ワニが走り出した。
悲鳴が聞こえる。あの子が追いかけられているようだ。【画像、場所2】
僕は走りながらも後ろを見た。
すると、女の子がこちらに向かって来ているではないか。
もちろん、それを追いかけるワニも、こちらへ来ている。
大きく弧を描くようにして、植えられている植物のむこうがわへ走り込む。
向こうから見えないと、追いかけてこないかもしれない、と思ったからだ。【画像、場所3】
僕は、ジャスコ(画像左上)へと伸びる道へと走り出した。
あまり使わない道。
途中で、妖怪学校の先生(出展:解決ゾロリシリーズ)と、レレレのおじさん(出展:おそまつくん)に会った。
彼らは、カメラで近くの高層マンションを撮っているようだ。
ワニのことを教えると、二人は逃げ出した。
「こっちにくるかもしれない!」
後ろを見た。
女の子とワニがこちらへきている。
右側に鉄の壁がある。
僕は、壁の切れ目を見つけた。 そこは、どこかの建物への入り口の門らしい。
今は、フェンスが入り口にふさがっていて、入ることができない。【画像、場所4】
が、そんなことを言っていては、追いつかれてしまう。
僕は、フェンスを登り、反対側へ着地した。 すれた足が痛い。
女の子がそばへ来て、言った。「助けて!」
僕は、それを無視し、建物の敷地内にある、植え込みの陰に隠れた。
時間が経ち、(もう大丈夫だ)と思った。
立ち上がるために後ろへ手をつく前に、少し考える。
(アニメやマンガでは、隠れている人の後ろ側に、敵が回っているんだよなぁ...)と。
確認のために、後ろを向くと、そこには巨大なワニの口が...
(了)
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