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とあるブログ
 さて、前日の三本立ての最後、自宅でのスマブラ大会から3時間の仮眠を経て行動開始。

 10時30分頃に家をでて、11時前に北口ローソンに集合。
そこで生物系の友人と落ち合い、僕はペットボトルのお茶を買いました。


 書き忘れてましたが、今回の目的は「Reef 琉球大学サンゴ礁生物研究会」というサークルの「磯歩き生物観察会」の体験です。僕は6月はじめに誘われて行く気になっていたのでした。

 Reefの方(生物系4年次)や、Reefとは全く関係のない方(生物系2年次)と合流、車に分乗していざトロピカルビーチへ。ちなみに参加者は僕とその友人の二人だけでした。




↑ 宜野湾コンベンションセンターのすぐ側にあります。というかトロピカルビーチに来るのは2回目ですね。(1回目:ヤドカリ採集)


 そして、財布、デジカメ、鍵、ハンカチをバッグ(防水)に入れ、マリンブーツ(ダイビングの講義で使ってるやつ。底はフェルト製で、滑らない・何かが刺さっても貫通しにくい…というものです)を履いて、ズボンを膝までまくって、タオルを頭に巻き、装備は万端。

 …いざ磯歩きを始めようとした瞬間に雨が。
最初はぽつぽつでしたが、あっというまに洪水のように降り始めました。
雨宿りすること約5分。最初と同じく、あっという間に止んで晴れ間まで見え始めました。…これがスコールか!!



↑ バーベキュウ?


 雨が上がったところで気を取り直して、磯歩きへ。






↑ 潮が満ちても海水のかかることのない場所ではサンゴは生きられないので、こんなラインができるんですね。 ラインの名前は忘れました…。



↑ ルリスズメダイの幼魚が群れをなして泳いでました。成魚になるとテリトリー意識が強くなり、単独行動をするようになるらしいです。



↑ スベスベマンジュウガニ。こいつを食べたら(食べた人が)死にます。神経毒らしいですな。…ちなみに、沖縄のカニは、食べたら(食べた人が)死ぬものが多いらしいです。



↑ なんだったかな、詳しい名前は忘れました。アワビみたいな。ミノガイだったかな……。食べたらおいしいらしいです。



↑ サンゴがきれい~。



↑ ムカデミノウミウシ…だったかな。こいつは、食べた葉緑体や刺胞を自分の体に取り入れて、光合成に使ったり防御手段として使うらしいです。
…余談なのですが、僕の持っている図鑑(受験生時代に購入した「沖縄の海」という本です)の中に、「インターネットウミウシ」というものがいました。インターネットって!



↑ スベスベサンゴヤドカリ…だと思われる。腹部にフクロムシ(甲殻類、フジツボの仲間です)という寄生虫がついてました。なんと、寄生されると、宿主は行動までコントロールされてしまうとのこと。…恐ろしい。



↑ 白化したサンゴもちらほらと見られました。ちなみに条件が揃えば再生は可能らしいです。



↑ ビーチの方を望む…。若者達が遊んでたりして(青春だなぁ…)と思いました。…僕はおっさんか!!



↑ ガンガゼ。棘に毒と「返し」を持つことで悪名高いウニですな。



↑ テーブルサンゴ。離島などではこれが海底いっぱいに広がっているらしいです。…見てみたいものですな。



↑ 見にくいですが…。コモンヤドカリだと思われる。結構大型のヤドカリでした。食べたりするらしいです。



↑ ソフトコーラル。その名の通り柔らかいサンゴでした。


 そのほか、写真はないのですが、見つけた生き物としては…

・クロナマコ
 黒いナマコ。体に砂をつけていることからニセクロナマコと区別できる。

・ニセクロナマコ
 黒いナマコ。体に砂をつけないことからクロナマコと区別できる。

・シカクナマコ
 四角くて黒いナマコ。キュヴィエ器官を出さないらしい。

・トゲクリイロナマコ
 オレンジ色…というか褐色のナマコ。タイドプールの内側に棲む。

・クリイロナマコ
 トゲクリイロナマコと似ている。肛門付近の白い模様と、エッジ付近に棲んでいることでトゲクリイロナマコと区別できる。

・ナマコ全般の知識
 ヒトデ、ウニと同じ棘皮動物。体の下部にある管足を使って移動。
 口と肛門の判別方法は、下(海底)側についているか中央部についているか。
 砂に含まれる有機物を砂ごと食べる。沖縄の砂が白いのはそのためだとか。ちなみに、タイドプール付近にある白いもにょもにょはナマコの糞。
 サポニンという毒を持っている(確かヒトデも持ってたはず)ため、天敵は少ない。(でも確かホラガイは天敵だったような…)

・クモヒトデ
 腕と盤の区別がヒトデに比べて明瞭。腕を振るようにして歩く。
腕はもげやすい。

・アオヒトデ
 普通のヒトデ。必要に応じて体を硬くしたり柔らかくしたりできる。(確か「キャッチ結合組織」だったかな…)

・アメフラシ
 自分が見た種名は忘れた…。いじめると、紫色の汁を出す種類と白い汁を出す種類がいるらしい。

・モチモチ
 正式名称は忘れた…。久高島でも見た記憶があります。「モチモチ」は僕命名。食べるとおいしいらしい。柔らかくて手に張り付く生き物。

・タカラガイ
 3種類ぐらいいるらしいです。殻がつるつるして気持ちいい。
幼少時は普通に殻が巻いているらしい。溝の本数で種類を同定できる。

・サラサバティ
 巻き貝。模様が特徴的で、それを「サラサ」というらしい。

・うみそうめん
 アメフラシの卵の集まり。いちおう食べることができるらしく、食べさせられましたが、まずかったです。




 ……それくらいですかね。磯歩き、楽しかったです。
 図鑑などで知識はあったのですが、実際に見てみるとおもしろいですな。

 Reef、生物系の一員として入れるならば入りたいのですが、土曜日(磯歩き)と火曜日(勉強会)の活動曜日が吹奏楽部の練習ともろかぶりなため、入部は無理っぽいです。

 が、今日のような入部してない人でも行ける観察会は時々開くらしいので、それには時折行こうかな、と思います。




 ポスターに「海の宝石、ウミウシを探そう!」と書いてあったのですが、ウミウシが1種類(しかもあまりかわいくない…)しかいなかったのはご愛敬。






↑ その後、大学付近にある「海鮮食堂」でマグロ丼をおごっていただきました。時間は午後3時くらいだったのですが…これは昼食か、おやつか、夕食か…???
体力が無くなってきていたため、キュウリは食べられませんでした…。
マグロの天ぷらもおいしかったです。




 そして、スマブラをするという(なんという偶然…)お誘いを(未練たらたらながら)断り、送ってもらって帰宅。
シャワーを浴びたり睡眠を取ったり洗濯をしたりで、時間が過ぎていきました。




 ……最後にちょっとした話を。
先輩の車なのですが、車検が3ヶ月前に切れたもので、しかも運転していた先輩は無m(略)

 ……こわいし!
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