僕が(琉球大学を目指そう)、と思った理由の一つに、中3のころ父親に言われた
「そんなにオカヤドカリが好きやったら琉球大学行けば?」
というセリフがあります。
それが今日、冗談だったと判明しました。(!?)
…いや、まぁ、僕もその時は何も大学のことを考えておらず、(将来は医者かな~?)とか考えていたので聞き流していたのですが、
一方で(もしかしたらこの言葉は忘れないかもしれない)と考えていたんですね。
結果からいうと覚えていたのですが。
そのセリフが琉大志望の動機になった一つの原因であることは確かです。(ちょいと背中を押す程度の小さな原因ですが)
さて、他の理由とは…、
・諸喜田茂充(しょきたしげみつ)先生
小学生のころ学校で見つけ、家で自分用に買ってもらった「ヤドカリの海辺」。
その最後あたりに「オカヤドカリの通り道」(夏の一時期、海へ行く際に車でひかれることのないよう配慮された道など)についての説明があり、(あぁ、こんな大がかりなことができるんだ~)と感じた覚えがあります。
その文章の最後に(琉球大学理学部教授/諸喜田茂充)のお名前がありました。
また、中学校に入ってから、塾で理科の先生から「甲殻類学」という本をいただいたのですが、その中にオカヤドカリに関しての記述が(少し)含まれている文章があり、それもやはり諸喜田先生のものでした。
現在は退官されて名誉教授になられているようですが、僕にオカヤドカリといえば琉球大学、という考えをもたらした人物であることは間違いありません。
・オカヤドカリ
まぁ、そもそもの発端はヤツですね。
どこかにも書きましたが、小2の頃の沖縄旅行で存在を知り、小5のころに再開し、それからつい最近まで1度の全滅をのぞいては家にいないときがなかったヤドカリです。(代替り?はよくありましたが……)
新月や満月の日は行動がヒートアップする(盛んになる)のは、本当に不思議です。どういう体内時計をもってるんだろう。
どこかの本に「海から遠く離れたところに置かれ、昼か夜か分からなくされても、月の動きは分かるようです。不思議ですね」とかいう文がありました。
当時、(分からないってことを本で言うんだ!)と思ったのを覚えています。
……本当になんなんでしょう。重力の違いを感じている、としか考えられないのですが。
・もとすけさんの「うちなー日記」
いやはや、大きな存在ですね。
「琉球大学」という存在が頭にインプットされた時期に見つけた……のだと思います。
日記に書かれている受験旅行記、沖縄での生活、ホームページにある琉球大学ガイドの写真。
実家が同じ近畿圏だということもあり、とても身近なことに感じられました。
そりゃあもう、(自分も頑張れば琉大へ行けるんだ!)という考えがバンッと出てきましたねぇ。
大学院やその後の進路も気になるところであります。
・成績
はい。今は多少全国的にみたら少しいいほう(英語は別)なのですが、昔はもうわけが分からないほど悪かったと思います。
「勉強モード」に入って1ヵ月後の5月の河合マーク模試の結果がアレですからねぇ…。
高1のはじめ頃の模試に書いた「京都府立医科大学」「京都大学医学部」「東北大学理学部(だったっけ?)」「千葉大学理学部(だったっけ?)」は目もあてられない判定(たぶん全部Eの下の方)だったと思います。
東海大学の海洋学部はましだったような気もしますが。
………。まぁ、今でも現代文と生物以外は高校内では悪いんですけどね。
というわけで、簡単にまとめると、僕が琉球大学理学部海洋自然科学科生物系を目指すようになった理由は主に4つ(諸喜田先生・オカヤドカリ・もとすけさん・成績)、あるわけですね。
父親のセリフもありますが…。
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